教員著書紹介:『戦後上海における対日宣伝機関とその刊行物 解題・細目』

本学科の趙夢雲先生が2月に『戦後上海における対日宣伝機関とその刊行物 解題・細目』を上梓しました!

書影はこちら!

第二次世界大戦直後、上海在住の日本人向けに発行された新聞、雑誌の記事題目を収集したもので、戦後日中関係を読み解く重要な資料です

SNSどころかインターネットやテレビさえなかった時代、新聞や雑誌は市民にとって重要な情報源。もちろん、一方的に記者が情報を与えるだけではありません。「投書」という形で自分たちの声を表明し、意見を交換し合うこともありました

歴史の表側にはなかなか登場しない、足元にいた人々の足跡を、この機会にたどってみるのはどうでしょう? 

教員紹介⑥

朝晩ぐっと冷え込むようになり、暖房器具を収納から引っ張り出してきた人も多いのではないでしょうか。

秋は台風シーズンでもあります。非常持ち出し袋など、みなさんもしもの時の備えは万全ですか?

さて、今回の教員紹介、インタビューに応えてくださったのは井原幸治先生(以下井原)です!

今回も「いらすとや」さんにお世話になります!

Q. まず、なにを研究されているか教えてください

井原:ソーシャルマーケティングという分野の研究をしています。

Q. ソーシャルマーケティング、というと、最近テレビなどでもチラホラ聞くような……? いったいどういうビジネスなんでしょうか

井原:これまでのビジネスは、「勝つか負けるか」の世界でした。ソーシャル
ビジネスは、「負け組」を作らない新しいビジネスです

Q. ということは、やはり東大阪大学でもビジネス関連の授業を担当されているのですね!

井原:マーケティング論、組織活動と環境問題などのビジネスに関する授業を担当しています。

Q. 具体的にどういう内容の授業なんでしょうか?

井原:全ての授業のキーワードは、“持続可能な成長”です。この目標を達成するための方法を学生と議論しながら見つけ出す、という内容です

Q. では、中でもイチオシの授業というのはありますか?

井原:「国際ビジネス表現」という授業です。簡単に言うと、人間の表現の技術を学ぶ授業です。より効果的に言いたいことが伝わる方法を学びます

Q. 将来どんな仕事をすることになったとしても、絶対に必要になる技術ですね!

それではここからは毎回恒例、個人的な質問に移ります

Q. 今までに読んだ/観た中で一番好きな本、マンガ、映像作品を教えてください

井原:沢木耕太郎の『敗れざる者たち』という本です

Q. どういった内容の物語なのでしょうか

井原:ノンフィクションルポライターである筆者が、プロスポーツ選手の密着取材を行い、肉体や精神の極限状態を描写するという内容です。私の人生を変えてくれた一冊です

Q. ノンフィクションルポ、あまり読んだことがないジャンルなので気になります……!
では、誰かに何かひとつオススメするとしたら、どんなものをオススメしますか?

井原:現在の日本は、超少子高齢化社会です。これまで以上にビジネスでの国際交流が必要です
皆さんには、外国人の友人を作ることをお勧めします!

Q. 外国人の友人を作ろう、と挑戦するだけでも良い経験になりそうですね!
では、そんな井原先生の今までで一番思い出に残っていることは?

井原:学生時代、インドネシアに留学していた時に熱帯病に感染してしまい、救急
車と飛行機で、シンガポールまで運ばれた時にもう死ぬのかと思いました
今、こうして元気に暮らせているのも各国の方々のお陰で感謝しています

Q. ひえっ、留学中の病気はまさに死活問題……! ご無事でなによりです! 救急車だけでなく、飛行機も使っての搬送となるとかなり危なかったのでは……?

さて、毎回のブログ担当無茶ぶり、井原先生は華麗に写真でお応えくださいました! (なるほどその手があったかなんて思っていませんとも)

コメントもいただいています!

井原:学科の海外研修で、フィリピンのセブ医科大学ELSに行った時の集合写真です。2年次の必修科目で、自己負担無しで全員海外研修に行くことができます!右端にいるのが私です

教員紹介⑤

例年になく早い梅雨入りを迎えたかと思えば、ここ数日は気の早い夏模様。北国出身のブログ担当は半分溶けかけていますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか

緊急事態宣言が二度に渡り延長され、なかなか予定がたたない日々かと思います。かくいうこの「教員紹介」コーナーも前回から少し間が空いてしまいましたが、今回は藤井みゆき先生です!

もはや恒例、いらすとやさんにお借りしています。

Q.まず、研究内容について教えてください。

藤井先生(以下藤井):日本語教育に関することです。

Q. と、いうと、どんな感じの内容ですか?

藤井:外国人に日本語をどのように効果的に教えるのかという研究です。

Q. なるほど。日本人に日本語を教えるのとはまた違いそうですね。
となると、東大阪大学でご担当されている授業も?

藤井:はい。「キャリアを考える」という授業やセミナー、卒業研究、それに文学なども担当していますが、留学生に日本語を教える授業が多いですね。

Q. では、その中でこれは受けてほしい! という授業もやはり……

藤井:日本語の授業ですね。これまで国内外で長年教えた教育経験を活かし、学習者の水準に合わせた内容で行っています。

Q. ここからはいつものように雰囲気を変えまして。今までに読んだ/見た中で一番好きな本、マンガ、映像作品を教えてください。

藤井:『ハケンの品格』です。上級の日本語の授業でよく使いました。第2シーズンは録画したものの、まだ見ていませんが……

Q.『ハケンの品格』!そういえば、最近続編が放映されていましたね。ひと言で言うと、どんな内容のドラマなんでしょう?

藤井:最強の派遣社員が会社のピンチを救っていく物語です

Q.では、誰かに何かをオススメするならこれ! というものを教えてください。

藤井:韓国伝統サウナの「汗蒸幕(ハンジュンマク)」です

Q.「汗蒸幕」……?(そっとググる)

検索結果。なるほど、流石美容意識の高い韓国!

Q.今までで一番の思い出といえば何でしょう?

藤井:アメリカの軍人たちと富士山登山をしたことです

Q.軍人さんたちと登山⁉ ブートキャンプ的な登山ですか……? それまたどうして

藤井:理由は直接私に聞いてみてください(笑)

Q. ひええ……馬越峠でヒイコラ言ってたブログ担当、富士山登山とかちょっと想像できないです。ミステリー……

さて、今回もまたブログ担当の無茶ぶり、自画像をいただいております! そしていただいた画像を見てなるほど、確かに雰囲気が似ていると深く頷いてしまいました。特定年代女子の初恋泥棒、あのキャラクターです

※著作権的なアレコレでブログ担当により画像の一部を加工してあります

特定年代女子たるブログ担当、懐かしさに思わず悲鳴を上げてしまいました

教員紹介④

2月は逃げる、まさにその言葉通りあっという間に3月ですね

さて、今年度から始まった教員紹介の記事も残すところ後4回。今回もブログ担当の無茶ぶりに応えてくださったのは、山本緑先生(以下山本)です!

今回もイメージ画像はいらすとやさんにお借りしています!

Q.なにを研究されていますか?

山本:アジアの芸術と文化について研究しています。

Q.芸術と文化の研究というと、具体的にはどんな研究なんでしょう?

山本:芸術作品の歴史的・社会的な背景を調べたり、作り手にインタビューを行ったりして、その魅力や意義を広く知ってもらうための研究です

Q.作り手にインタビュー!? 密かなこだわりとか聞けちゃったりしそうで面白そうですね!
では、東大阪大学でも芸術関係の授業をされているんですか?

山本:日本の文化や芸術の授業もありますが、他にも今年度(2020年度)は国際協力とボランティア、日本企業とアジア社会、海外研修、インターンシップ実習などを担当しました

Q.いろいろご担当されていますね! それぞれどんな授業なんでしょう?

山本:写真や映像を中心に、見て考える授業を行っています

Q.見たもの、聞いたものをもとに自分の考えを深めていくんですね
中でもオススメの授業があれば教えてください

山本:海外研修の授業では語学や国際協力について実践的な研修を受けることができるのでおすすめします

Q.今年は新型コロナウイルスの影響で海外研修が国内研修になりましたね。来年度(2021年度)は海外に行けると良いんですが……。

ではここからはもっと個人的なことを聞かせてください!
今まで読んだ/見た中で一番好きな本、マンガ、映像作品は何ですか? 

山本:私がイギリス植民地時代の南アジアの研究をしていると話して横田先生に薦めて頂いた本、高殿円『カーリー』です

Q.はい、オススメした本人が最新刊まだ読んでいない『カーリー』ですね!
続刊が発売されるのをずっっっっ……と待ってたシリーズ、「新刊出てうれしい!」って気持ちと、「こんなに期待して待ってたのに、その期待を裏切られたら……」って怖い気持ちといっぱいになりませんか……? 『十二国記』最新刊も発売日に買ったのにまだ本屋さんの袋から出してもいないんですよ……怖くて……

き、気を取り直して! それはどういう内容の本なんでしょう?

山本:英領インドのイギリス寄宿学校で暮らすかわいい少女たちが当時の歴史と国家にかかわる陰謀に巻き込まれ活躍していくエンターテイメント・フィクションです
カーリーはインドでは破壊と殺戮の女神ですが、この小説では物語の鍵となる美しくミステリアスな女学生の名前になっています

Q.では、「誰かに何かをオススメするならコレ!」というものを教えてください

山本:滋賀県の佐川美術館をおすすめします
建物全体が水辺に浮かんでいるように建てられ、水面下にある楽吉左衛門の展示室はとても美しいです

美術館自体が芸術作品ですね……!

Q.今までで一番の思い出は何ですか?

山本:スーツケースが行方不明になって戻ってこなかったことが2回あります
その中でも当時高価だった新品のビデオカメラを使ったことがないまま、スーツケースの中にいれて戻ってこなかったことがとてもショックだったです
よくある黒のキャリーケースに入れていましたが、名札を付けていなかったので間違えて持っていかれたのだと思います。

Q.保安検査場……預け荷物……届かないお土産品……うっ、(ブログ担当の)古傷が……!!

さて、今回もインタビューはここまで。皆さん、海外に何かを送る、もしくは海外から何かを送ってもらう時は気をつけましょうね! 壊れたり行方不明になったりものすごく時間かかったりそもそも届かなかったりなどいろいろ……本当にいろいろあるので……っ

ブログ担当の「自画像くださーい!」との無茶ぶり、アプリを駆使して応えてくださいました

教員紹介③

後10日で元旦、いよいよ今年もあと少しとなりました

今年最後の教員紹介はブログ担当こと私、横田詩織がお送りします。ええ、ひとり芝居ですとも……

いらすとやさんからお借りした今回のイメージ。シュールさがとどまるところを知りませんね……。

Q. 何を研究していますか?

横田:民話、特にグリム兄弟が収集・編纂したものを研究しています

Q. グリム兄弟といえば『グリム童話』でおなじみですね。具体的にどんな研究なんですか?

横田:例えば、ある文献には「牛乳魔女」なんてものが出てきます。他の家で飼っている牛の乳を、魔法を使ってこっそり盗んでしまう魔女です

実際、お隣の奥さんはこの牛乳魔女だ!と訴えた人の記録が残っています。
詳細を省いてざっくりまとめてしまうと、「村の外から嫁いできた『よそ者』が自分より牛の世話が上手なのを妬んだ」ことが背景にありました。何かズルをしているに違いない、きっと魔女だからだ……と、そう考えたんですね

こんな風に、昔の人は説明のつかないことやものを悪魔や妖怪のせいにすることがありました。私がしているのはこの逆。悪魔や妖怪のお話をもとに、じゃあ実際はどんな出来事が彼らのせいにされてしまったのかな?と考えるのです

Q. 日本でイメージされる魔女よりかなりしょうもない魔法ですね!?
では、東大阪大学ではどんな授業を?

横田:いえ、畜産農家にとって、牛乳を盗まれるというのはかなり許し難い犯罪です。農家にとっての生命線ですからね。

担当しているのは、主に英語関係の授業です

Q. 例えばどんな?

横田:1,2年生対象の基礎専門英語II,IVや教職専門科目でもある英書講読などです。あと、オムニバス形式の国際子ども文化研究ではヨーロッパ・アフリカ地域を担当しています

Q. オススメの授業はなんでしょう?

横田:「国際子ども文化研究」は、自分ではなかなか手を伸ばさない地域の子どもに関わる問題をざっくり知ることができるかな? と思います。3年生対象ですので、卒業研究のテーマ探しも兼ねて参加してみても面白いかもしれません

Q. さて、そろそろ一人二役も(メンタル的に)厳しくなってきましたが、あと一息です。
今まで読んだ//見た中で、一番好きな本、マンガ、映像作品を教えてください

横田:本なら、辻村深月の『ぼくのメジャースプーン』、映像なら『英国王のスピーチ』が好きです

Q. その作品をひと言で表すとしたら?

横田:自分で設定しておきながらこの質問難しくないですか? 好きな作品をひと言で表現できるわけないじゃないですか?????
あえて言うなら、どちらも主人公の隣で一緒に悩み、考えていく作品だと思います。それくらい、感情の機微が丁寧に描写されていますね

Q. では、誰かに何かをオススメするならコレ!というものはなんでしょう

横田:インド映画の『マダム・イン・ニューヨーク』はオススメです。英語が一切できない中年の主婦がいきなりニューヨークに行くことになるお話なんですが、これも主人公と一緒に悩み、考えてほしい作品ですね

Q. 今までで一番の思い出はなんでしょう?

横田:初めて親元を離れ、ひとり暮らしを始めた夜の解放感と興奮、不安がないまぜになった感覚は忘れられないです。今ではすっかり気楽なひとり暮らしを満喫していますが

メガネくらいしか似ているところがない自画像

ブログ担当、一人二役のせいかいつもよりテンション低めでお送りしました

次回の教員紹介は年明け頃を予定しています。お楽しみに!

教員紹介②

今年もあと36日。お正月にたてた今年の目標はどのくらい達成できたでしょうか。

光陰矢の如し、月日の経つのは早いもので、今月もやってまいりました、教員紹介のお時間です。

厳正なる抽選(※ブログ担当によるあみだくじ)にて選ばれた2番手は、先日のアジアこども研修では大変お世話になりました、石川 高行先生です!

今回も「いらすとや」さんにお世話になります!

Q.石川先生は何を研究されているのでしょう?

石川先生(以下石川):情報教育、及びコンピュータを活用した教育です

Q.コロナ禍の今年、特に注目され、ニュースなどでも取り上げられた分野ですね!
 とはいえ、具体的にはどんな研究なんでしょうか

石川:1つは、何人もの人が同時にアクセスするシステムを学生が作れるようになるための教育です。また、人間の考え方がどのように成長するか、ということも研究しています。

もう1つは、コンピュータを利用した学習管理の仕組みを用いて色々な成果を出すことです。例えば、前にいた大学では、この仕組みを用いて大学生の就職率を大幅に改善したりしました。

Q.就職率アップ!? これは学生たちにとってもお得情報なのでは……!?
 では、東大阪大学ではどの授業を担当されているんでしょう?

石川:情報関係の授業と、教育学関係の授業と、半々です。

Q.それは、例えばどんな内容の授業なのでしょう

石川:例えば、「グローバル教育」という授業では、異文化理解のために一切喋らずに意思疎通をする単元があります。
殆どの出席学生は途中で笑いがこらえられなくなるのですが…すみません、ネタバレすると授業効果が低くなるので、ここでは書けません。

Q.っく、気になります……! が、ネタバレは時に血で血を洗う争いの火種になりかねませんから、これは授業を受けてからのお楽しみですね……
では、やはりオススメの担当授業も?

石川:上記の「グローバル教育」がそうですが、この授業は学生が予習しない (復習しかしない) ことで成立しているので、理由は秘密とさせて下さい

Q.ネタバレ厳禁!ですね
さて、ここからは前回同様、少し個人的な質問をさせていただきます

今まで読んだ//見た中で、一番好きな本、マンガ、映像作品を教えてください

石川:正統派なら『3月のライオン』、ギャグ系なら『たいようのマキバオー』です

Q.マキバオー! 懐かしい! 小学校運動会、徒競走の時の定番BGMでした!
その2作品をひと言で表すとしたら?

石川:2作品どちらも、人間 (や馬) の在り方を深く考えさせてくれます。特に『たいようのマキバオー』は下品なだけのギャグ漫画に見えますが、絵柄に騙されてはいけません。

Q.では、誰かに何かをオススメするならコレ!というものはなんでしょう

石川:学生にオススメするなら、「留学」です。どの国でもいいです。2週間などの短期留学でもいいです。世界の見え方が変わります。

Q.留学でカルチャーショックを受けたり、逆にあれ、案外〇〇じゃないんだな、とがっかりしたりするのもまた、良い経験ですよね(※ブログ担当個人の感想です)
さて、次で最後の質問です。今までで一番の思い出を教えてください!

石川:夜眠る直前に、プログラミングの良い教え方を思いついたことです。思いついたことを大量に紙に書き出し、その日は興奮してなかなか眠れませんでした。

石川先生自画像
こ、これはアルチンボルト・リスペクトな自画像……!?

いわゆる「おりてきた」現象ですね! うらやましい……!

そして今回もブログ担当、無茶ぶりをして自画像を作成していただきました。石川先生、もしやジュゼッペ・アルチンボルトのファンだったり……? ※未確認情報

石川先生、ご協力ありがとうございました!

教員紹介①

いよいよ今年も残すところ後3カ月。今年は特に時間の流れを速く感じている人も多いのではないでしょうか。

さて、アジアこども学科ブログでは、今月からアジアこども学科に所属している先生方を紹介していきます。

トップバッターはつい先日のオープンキャンパスで模擬授業を担当してくださった、吉田唯先生です!

みんな大好きいらすとやさんからお借りしたイメージ画像
最近は海外でも人気を集めているようです

Q. まず初めに、吉田先生が研究されていることを教えてください

吉田先生(以下吉田):日本の中世から近世にかけての神話です

Q. 神話の研究、ロマンを感じますね。どんなことをする研究なんですか?

吉田:昔の”中二病”の人達が作り上げた世界を白日の下にさらすことが専門です

Q. ”中二病”は時代を超えた病だった……?うっ、頭が。
 では、東大阪大学ではどのような授業を教えているんでしょう?

吉田:「大学で学ぶ」、「日本語」、「文学」、「卒業研究」などを担当しています

Q. 具体的にどんな授業なんでしょうか

吉田:レポートの書き方などを学ぶ授業や、日本語の授業(留学生対象)をしています

Q. では、その授業の中でもイチオシの授業と、その理由を教えてください!

吉田:「大学で学ぶ」の授業では、ベトナムの僧侶の講演を聴いたり、外国人労働者について書かれた記事などをもとに、留学生は留学生の立場で、日本人学生は日本人学生の立場でできることを考えてもらいました。

 というと堅苦しいですが、お友達の現状を知って、お互い助け合ってもらえたらいいなというのが狙いです。
 色々な国の留学生が所属するアジアこども学科だからこその授業だと思います

Q. それぞれ違う境遇だからこそ、お互いのことを知るのが大切になってくるんですね。
 さて、ここからは少し違った質問をしていきます。
 今まで吉田先生が読んだ本やマンガ、もしくは観た映像作品の中で、一番好きなものを教えてください

吉田:ティム・バートンの作品は全部好きです。気分によって好きな作品を流しながら仕事をしています

Q. ティム・バートン、ブログ担当も大好きです!ヴィジュアルがユニークな作品が多いですが、彼の作品をひとことで表すと?

吉田:風刺

Q. 的確なひとことでした。
 では、誰かに何かをオススメするならコレ! というものを教えてください

吉田:ハワイ大神宮に行ってみてください。星条旗(アメリカの国旗)柄やハート柄のお守りが買えます。
  ほかにも英語のおみくじがあったり面白いです

ブログ担当、好奇心でググってみました。(2020/10/2)
なるほどとっても星条旗です

Q. 今までで一番の思い出は何ですか?

吉田:オーストラリアのタクシーでぼったくられそうになったことです

目的地に着いているのに降ろしてくれず、高額な料金を請求されたのです。時間は夜7時です

中学生レベルの英語力で、必死に考え、「観光の記念に、タクシーの様子をYouTubeでリアルタイムに流してもいいか」など色々聞いたところ、返金してもらえ、無事降ろしてもらえました(^_^)

人間、追い詰められたらなんとかなるもんだなーと思いました


キャッキャウフフな楽しい思い出を予想していたブログ担当、浅はかでした。現代社会だからこその解決法、見習いたいです。

第1回、教員紹介、いかがだったでしょうか。

実は今回、アジアこども学科の諸先生方に依頼した際、さりげなく大胆に「自画像(イメージ画像も可)もお願いします♡」とお願いしておきました。

次回以降も記事の最後にそれぞれの先生方の自画像(※イメージ画像)を掲載し、締めの言葉に代えさせていただきます。
吉田先生、ご協力ありがとうございました!

吉田先生(自画像)。ブログ担当の無茶ぶりにも快く応じてくださいました。
足を向けて寝れませんね……。

先生の近著紹介

本学科の吉田先生は2018年の『神代文字の思想 ホツマ文献を読み解く』(平凡社)に続き今年に『神仏習合の手法―中世神話から近世神話へ―』(新典社)を上梓しました。

左:吉田先生著書 右:新聞記事

前者は漢字伝来以前から日本にあったとされる神代文字を探究したもので、後者は浄土真宗における神祇許容の問題を中心に中世から近世における神仏習合思想の一端の究明を試みたものです。

この研究業績にメディアも注目し、読売新聞社の記者が取材に訪れました(取材記事は「読売新聞」2020年4月29日朝刊に掲載)。

このように大学の先生は教壇に立って「教育」だけをしているものではなく、教育の傍らに難しい研究も行っています。研究をしないと教育も成り立ちません。教育も研究も大学の先生の使命なのです。

大学HPに学科長インタビューを掲載しました。

授業はいよいよ年内最終週となりました。

冬になると寒さで、朝1限や夕方の5限はつらいものです。

特に5限が終わるころには、もう真っ暗で、学生も教員も?早く帰りたくなります。(大学の5限は17時50分まであります)
毎回くたくたになって校舎を出ますが・・・なんと、正門のところには、手作りのイルミネーションがきれいな光を放ってくれています。

このきれいな光で心もちょっとあったまりますね。
このイルミネーションは、学生が持ち寄った使用済みペットボトルを電球のカバーにして作られています。事務局の方々の技術もすごいです。

今年は、新しいペットボトルにリニューアルしました。

さて、本学科の学科長インタビューが大学HPに掲載されました。
→本学HP、インタビュー記事はこちら
▼COLLEGE MAGAZINE
インタビュー vol.15 趙 夢雲 学科長

本学HPのCOLLEGE MAGAZINEは、大学・短大での活動の様子を、画像や動画で詳しく紹介しております。
受験生のみなさんには、進路選択の参考にしていただければ幸いです。

COLLEGE MAGAZINEはこちらから

おしらせ;本学科三成清香先生の講演会

本学科の三成清香先生が講演します!
ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)についてです。

演題;ラフカディオ・ハーンの描いた女性像

日時;2017年7月2日(日)15:00-16:30
会場;松江市総合文化センター 2階 視聴覚室(島根県松江市西津田6-5-44)

講演会詳細→こちらhttp://yakumokai.org/12440
八雲会HP→こちらhttp://yakumokai.org/

ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)って、どんなひとだったんでしょうね。
このブログでもこれから紹介していきたいと思いますので、みなさま、どうぞお楽しみに☆