卒業生を招聘しました

キャリア教育関連科目において、本学科の卒業生3名をゲストスピーカーとして招聘しました。

①前田さん(平成30年度 製菓衛生師コース卒業)

前田さんは本学科製菓衛生師コース第1期生です。卒業後は製菓衛生師として、一流ホテルに勤務しています。前田さんには1年生に対して、インターンシップや就職活動に関する体験談などを話してもらいました。「インターンシップに参加したことで、ホテルへの就職という道が開けたので、皆さんもぜひ頑張ってください!」と熱く語ってくれました。

話を聴いた1年生からは、「今のうちから、いろいろなことをしっかり学んでおこうと思った」
「ホテル業界は大変なイメージがあったけど、楽しく仕事をしている先輩の話を聴いてイメージが変わりました」などの感想が聞かれました。

 

 

②緒方さん(平成25年度 健康栄養学科(現:実践食物学科)卒業)

緒方さんは本学科を卒業した後、介護職として介護の現場に就職しました。昨年度、介護福祉士の国家資格も取得し、現在も介護現場の第一線で活躍しています。「介護の仕事は人として成長させてくれる素晴らしい仕事」と語ってくれたので、介護の仕事に誇りとやりがいを感じていることが伝わってきました。

そして、栄養士の視点を持ちつつ介護福祉士として働いている強みが大いに伝わってきました。「介護業界に興味が湧いた!」
「栄養士としてすぐに働かなかったとしても、短大で勉強したことを活かせることを知りました」
などと、学生は様々な気づきを得たようでした。

 

③石垣さん(平成27年度 健康栄養学科(現:実践食物学科)卒業)

石垣さんは特別養護老人ホームの栄養士として勤務しています。毎日約300食を提供しており、そのためには厨房の人との連携が大切だと話してくれました。また、5種類の食事形態があり、入所者の健康状態等に応じて提供を行っているそうです。人の命に関わる仕事に対して、非常に強い責任感を持って取り組んでいることが伝わってきました。

さらに、彩り豊かに作られた行事食や、施設内の食イベントの取り組みなどをも紹介してくださいました。
「季節感を大切にした行事食がおいしそうだし、思いやりを感じる」
「飲みに行けない人のために居酒屋イベントを企画していて面白そう!」
華やかで美味しそうな食事写真の数々に、皆惹きつけられました。

↓(左から)緒方さん、石垣さん、山下先生 ↓

 

 

緒方さんと石垣さんには、今まさに就職活動真っ最中の2年生に対してお話をしてくださいました。

それぞれの道で実際に活躍されている先輩の生の声を聞くことで、1年生は就職活動に対する意欲が、2年生は社会人として働くモチベーションが一層高まったことと思います。

前田さん、緒方さん、石垣さん、このたびはありがとうございました。
今後の更なる活躍を応援しています!