熱中症対策

いや~、今日も暑いですね。昨日は浜松市で41.1度という、気温の日本タイ記録が出ました。盛んに「熱中症に注意」といわれますが、今日は熱中症について話します。

熱中症というのは、体温が上がり、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温の調節が上手くできなかったりして、体温が急に上がり、めまいやけいれん、頭痛、倦怠感等の症状を呈する広い概念です。

予防には、高温になる場所を避けて、のどが渇く前から十分に水分補給をしてください。ただ、コーヒー、お茶などのカフェインの多い飲み物は、利尿作用といっておしっこをたくさん出してしまうので、逆効果になるので注意が必要です。

風通しのいい服装をすることも大切です。袖口や首回りが開いているものがいいですね。それに、一枚で着るよりも、インナーを着けて間に空気の層を作ることも大切です。

高齢者は、のどの渇きや体温の上昇を感じにくくなっていることと、体内の水分量がもともと少ないことで、熱中症になりやすいのです。加えて、エアコンをなるべく使わないようにするという、旧式の生活スタイルの人も多いので、室内の熱中症が、屋外の熱中症より多くなっています。家の中では常にエアコンをつかうということも大切です。

新型コロナウイルスの予防に続いて、熱中症について、お話ししました。介護福祉士は専門学校にもコースがありますが、大学には、我々「博士(医学・薬学・学術)」「修士(社会福祉学・文学等)」科学者がたくさんいるので、科学的に学修することができます。そこが一番の違いですね。

鷹野@学科長