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新連載! テーマむちゃぶり企画 第4回「日本」

今回は「日本」というテーマでお題が回ってきました。
本学は介護福祉学科をはじめ、留学生も多く、本当に国際色豊かなキャンパスです。
せっかくなので、私が担当している「介護の基本Ⅰ」の学生に「日本」の今のイメージを聞いてみましたところ、以下のようなイメージ像が出てきましたのでご紹介します。
日本の国について
「ゆたかな国」「美しく、清潔な国」

日本の社会について
「駅構内やスクランブル交差点にも、ゴミがほとんど落ちていない」 「高品質でモダンな生生活」「SONYなどがあるので、イヤホンなどの品質が良い」「日本はお年寄りになっても、働いている人が多い国」 「いい人も沢山出会えたし、アルバイトをしながら貯金もできる」「日本は忙しく、リラックスする時間がない国」「ロボットがどこにもあり、便利な国」「駅の多機能トイレなど、サービスが発達している」「社会保障が発達している」「安全」

日本の文化について
「とても面白い」「日本は文化が多い」「ドラえもん」など、人気のあるアニメの発祥の地「昔からの歴史、古墳などが大事にされている」

日本人について
「知らない方でも、手助けをしてくれる」「いつも親切で、他人を助ける」「美しい人が多い」
「時間をしっかり守るなど、勤勉なイメージ」「何よりも仕事が大事だというイメージ」
「冷たい人というイメージがあったが、実際に話を聞くとシャイだけど、親しみやすい」
「フレンドリーな人が多い」「冷たい人が多い」「親切な人が多いが、外国人に対して態度が良くない人もいる」
日本に対して、好意的な意見が多く出ましたが、そうではない意見もいくつか出てきました。
本学の学生の皆さんが、日本で良い体験、辛い体験など、様々な経験をしながら、日本の福祉現場を支えてくれる人財に育っていくことを支えていきたいと、教員として改めて感じています。

次回は、Y先生に「日常」というお題でお願いします!

新連載! テーマむちゃぶり企画 第3回「夕焼け」

今回のテーマは「夕焼け」です。

下の写真は、筆者が撮った夕焼けの風景です。

はじめの2枚は東大阪大学の8号館8階から撮った夕焼けです(一番高いビルが、あべのハルカスです)。

もう1枚は、首都高速の上から撮った富士山と、東京スカイツリー、東京タワー(スカイツリーの左の方にちっちゃく赤く明るく見えるタワー)を1枚におさめた写真です。

最後が、江の島と富士山を映した夕焼けの写真です(筆者は神奈川県出身なので)。

ご覧頂くとわかるように、夕焼けはとても魅力的に感じられます。しかし、一方で、少し寂しい感情も呼び起こすのではないでしょうか。

介護の現場では、認知症の人に「夕暮れ症候群」という症状が現れることがよく知られています。英語でも、Sundown syndromeやSundowningと言われ、午後遅い時間、夕方や夜に、不安や、興奮、焦燥感、攻撃性、徘徊などが悪化することを言います。
研究により、認知症の人における夕暮れ症候群の有症率は2.4%から85%とかなり幅広く、性別や人種・民族による明らかな差もなく、1)はっきりとした原因もまだよく分かっていません。
原因を探る研究は多くなされていますが、大きく分けると生理的、心理的、環境的な要因が考えられています。
つまり、まず生理的要因としては、加齢やアルツハイマー病などによって、一日の生活リズムに関係するホルモンが減少したり(外出が減り、日に当たる時間自体も短縮化したり)、疲労などの不快感が溜まりやすくなったり、薬剤の影響がでやすくなるといったことなどがあると言われています。
また環境的要因として、夕方は、介護者側の疲労の蓄積や、施設における職員の交代で環境が大きく変わる時間帯であることなども影響していると言われています。
さらにいえば、我々は一般的に、夕方になると、家に帰らなければならない、食事の準備をしなければならない、子どもを迎えに行かなければならないなど、心理的・文化的にも、寂しさや、慌ただしさを感じる時間帯でもあります。

このようなことから、認知症の人に夕暮れ症候群が起こることは、理解しやすいと言われているのですが、施設に入居している認知症の人の興奮状態(agitation)の時間的な変化を調査した研究からは、興奮状態は、朝から午後4時頃まで徐々に増加し、その後減少することが明らかにされています。また、朝から夕方にかけての時間帯に、明らかに興奮が増加する人は26%に過ぎないといわれています。さらに、遅い時間に興奮状態が高まるという現象は、興奮状態の高い入居者においてであり、少数派に過ぎないとされています。この結果は、日中の介護スタッフの疲労の蓄積や、シフトチェンジ(勤務者の交代時間)による悪影響という仮説を支持しており、また入居者の疲労蓄積の影響も考えられます。このことから、「夕暮れ症候群(Sundown syndromeやSundowning)」という言葉は、適切でないのではないか、という問題提起もなされていました。2)

臨床的に、とても重要な意味をもつ研究分野として、自分でも取り組んでいきたいと感じています。

次週ですが、S先生お願いします。お題は「日本」です!

1) Boronot, A.C. et al. (2019). Sundown Syndrome in older Person. A Scoping Review. J Am Med Dir Assoc, 20:664–671.
2) Cohen-Mansfield, J. (2007) Temporal patterns of agitation in dementia. Am J Geriatr Psychiatry, 15(5):395-405.

第2回 異文化交流 フットサルワールドカップ

皆さん、こんにちは

本日は介護福祉学科ブログ 臨時号!!!

11月3日(木・祝)に本学フットサルコート内におきまして

「第2回 フットサルワールドカップ」が開催されました!!

今年は、昨年を大幅に上回る8チームのエントリーがあり、

総勢60名以上の参加者が集い、熱くそして激しい戦いが繰り広げ

られました!!!

いやはや、今年の参加チームは「本気で勝ちに行くぞ」の意気込みが

すさまじく、本学の学生チームや高校の教員、幼稚園の先生と保護者のチ

ームなど、平均年齢が一番上の主催者である介護福祉学科の教員たちは

その勢いに圧倒されるばかりでした・・・・💦💦

トーナメント形式で勝ち進んだのは、敬愛チームと東大阪FSDチーム。

2チームとも本気モードのガチ対決で、試合はドローのままサドンデス

のPK戦にまでもつれこみました!!

最後は敬愛チームの見事なシュートで決まる、大熱戦の決勝戦でした!

参加していただいた皆さんが、とても楽しんでいただけたこと、

大きなケガなどが起こらず、老いも(??)若きも本気で走って笑って、

大声で声援を送りながら、良い汗を流せたことが何よりもよかったです

参加いただいた皆さん、ありがとうございました!!

来年はより楽しんでいただける内容にレベルアップできるよう、企画を

していきますので、ぜひまたご参加ください!!
  

  

新連載! テーマむちゃぶり企画 第2回「春一番」

新連載! テーマむちゃぶり企画 第2回「春一番」

みなさん!いかがお過ごしですか?

介護福祉学科の馬込です。

3年ぶりの学園祭も無事終了し、

入試もスタートしました!

 

そうです。みなさん、待ち遠しい「春」向けて頑張っておられます!

 

その春の訪れを告げるのが「春一番」ですね。

春一番とは、立春から春分までの間に、日本海を進む低気圧に向かって、

南側の高気圧から吹く強風のことです。

受験生のみなさんが、不安という自分との戦いに挑んでいるような風ですね。

みなさんにも、春一番が吹いて「春」が訪れますように。

 

あと、春一番といえば、アントニオ猪木のものまねで知られたタレントの春一番。それから、キャンディーズのヒット曲の「春一番」などが思いつきますね。

タレントの春一番は、無類の酒好きで、肝硬変で亡くなっておられます。しかも、47歳という若さで。

生前、先輩芸人のみなさんからとてもかわいがられてたそうです。 あのビートたけしも他の芸人さんに春一番にお酒を飲ませないように指示したとか、「お酒をやめたら、俺の番組で一生使ってやる」と言ったという逸話も残っています。

また、キャンディーズの春一番は、当初シングルカットする楽曲して作られていなかったそうですが、その曲にほれ込んだ、プロデューサー、所属プロダクション、作曲家、ファンクラブなどの応援で、シングル化されたそうです。そしてキャンディーズ初の大ヒット。

春一番は、春を呼び込むために、低気圧に向かって強く吹く。タレントの春一番もアントニオ猪木の物まね一本で勝負。キャンディーズは春一番のヒットの後も歌唱スキルを上げるために努力を続け、それが次のヒット曲につながった…。 春一番が教えてくれているのは「ひたむきさ」なのかもしれませんね。

 

次回のお題は「夕焼け」です。N先生にバトンをお渡しします。よろしくお願いします!

介護福祉士国家試験対策講座を行っています

毎年、1月に実施される介護福祉士国家試験に向けて、試験対策のカリキュラムにもとづいた対策講座と、個々に応じたきめ細かなサポートを実施しています。
実践力を身につけた介護福祉士になるために、主体的に取り組めるようになることを目標にしています。個々に合わせた意欲を高める環境づくりにも重点をおき、全員での合格を目指しています。

多文化共生の環境と体験

介護福祉学科は、日本人学生、留学生ともにとても仲良く、クラスの雰囲気がとても良いです。
日本にいながら様々な国の学生とともに学びあうことができます。下記の動画は、学内での実習の一場面です。楽しみながら、最新の介護と、多文化共生の体験をすることができます。

新連載! テーマむちゃぶり企画 第1回「海」

新連載:教員同士の指名+むちゃぶりお題

ご好評いただいている連載企画もだんだんネタがなくなり,ついに誰がどんなお題をもらうのかわからないという展開になりました。

今回は,「海」というお題で指名を受けました。

最近,初めて和歌山県の白良浜に行ってきました。噂には聞いていましたが,白い砂のビーチがとてもきれいでした。

今までいろいろな海を見ました。山口県の土井ヶ浜,岩手県の浄土ヶ浜,釜山の海雲台,下田の外浦海水浴場,福岡市の生の松原...,ビーチ以外でも,熊本県の崎津の教会と静かな海,宮城県の巨釜半造の巨石,釜山の太宋台の断崖絶壁,アコルーニャから見た大西洋,ムラノ島から見たアドリア海,ジェノヴァの港から見た地中海,ナポリの港から見たヴェスビオ山,釜山港横浜港...,改めて思い返してみたら,けっこう行ったなあと思いました。

そんな思い出を彩ってくれる海ですが,時に海は人の命も奪ってしまいます。筆者は,関西と比べると春が来るのがずっと遅い地域で生まれ育ったのですが,2011年の大津波で筆者の田舎も大きな被害を受けました。

あれから10年以上の年月が過ぎたのですが,いまだに昨日の出来事のようです。

先日,久しぶりに津波に襲われた沿岸部に行ったのですが,少しずつですが人が戻ってきていました。あれだけのことがあっても,やはり,みんな海が好きなようです。

・・・なんか変なまとめになりましたが,今週から始まったむちゃぶり企画,楽しんでいただけたら幸いです。

次週ですが,M先生お願いします。お題は「春一番」です!

 

 

新規企画「あいうえお」作文 第7回❣

介護福祉学科の山田です。今回は、最終回(第7回)は、介護福祉士の「かいごふくし」の「」です。「し」、「大阪(大坂藩・高槻藩・岸和田藩等)」、筆者の地元「鹿児島(薩摩)」を結びつけました。士族の「し」です。大辞林によれば、「士族は、①武士の家柄、②1869年(明治2)年の廃藩置県に伴い旧武士に与えられた身分の呼称。華族と異なり、何ら法律上の特典はなかった(1988ː1198)」としています。そのため、士族の反乱も起き、明治政府は、沈静化させるのに苦労していたことが容易に想像されます。

さて、その中にあって大阪とご縁あるのは、五代友厚氏(幼名才助、天保年~明治18年、享年五十一歳)です。父は、儒官で町奉行を兼ねし五代直左衛門秀堯、母本田やす子の次男と生まれます。慶応元年(三十一歳)で新納刑部(にいなぎょうぶ、現在の伊佐市の新納当主)等と十四名の留学生を率い欧州大陸視察(2016:178)に出かけます。この欧州視察は、紡績関係を中心に学びにいったと言えます。そして、明治元年(三十四歳)に参与となり、企画・経営に関する業務に携わることになります。同年九月十九日には、大阪府判事となり、明治二年(三十五歳)軍艦御買上御用掛兼勤となります。されに、五月二十四日大阪為替会社、通商会社の設立を策し、明治十一年(四十四歳)に、大阪株式取引所(大阪堂島)を創設するに至ります。

   

私は、今回、五代友厚氏の銅像を見上げて美しいと感じ、畏怖の念を頂きました。あの混乱期に、他国に学び、日本の発展、大阪の商工業の発展に汗を流された先人に深く感謝するしかないです。

   

さて、お題の「し」に戻ると、同じ「士族(しぞく)」であっても考え方、行動は、異なったということです。今、まさに、介護福祉士、介護業界も過渡期を迎えており、ある意味では、明治期と同じです。私たちに問われているのは、見聞を広げ、自由な発想を持ち、かつ、エビデンス(根拠)ある介護・EBP(Evidence-Based-Practice)を重視し、クライエント(利用者)の思いを受け止め、協働型支援・伴奏型支援を行うことが求められています。「し」は、心理・真理・信念につながります。学生・福祉職の皆さん、信念に基づき、クライエントの心理を受け止め、実践を重ねながら、ともに実践学としての「介護福祉学」「社会福祉学」の真理追究をしていきましょう。次のブログのバトンは、「うみ」の綺麗な町で生誕されたI先生にバトンをお渡しします。お題は、「うみ」です。どんな景色が広がるかが、楽しみですね!(^^)!こうご期待❣

文献

松村明編(1988)『大辞林』三省堂.

小田作之助(2016)『五代友厚』河出書房新社.

新企画! 介護あいうえお作文  第6回

第6弾は、「かいごふくしし」の「し」(後ろから2番め)です。
参考までに、今までの介護福祉学科の先生たちが思いを込めた内容を振り返ってみみますと、、、、

第一弾の「か」は「カメラ」の「か」
第二弾の「い」は「いとこん」の「い」
第三弾の「ご」は「ごみ箱/ごもくめし/ご苦労様」の「ご」
第四弾の「ふ」は「フラワーアレンジメント、フェイスメイク」の「ふ」
第五弾の「く」は「くりごはん」の「く」でした。

第六弾の「し」は、今週末に行われます「しょうあいさい(翔愛祭)」のご紹介です。

ズバリ、「しょうあいさい(翔愛祭)」は、東大阪大学・東大阪大学短期大学部の学祭の名前です。今年は3年ぶりに実施することになり、吉本興業からお笑い芸人の方々をお呼びしてのステージや、アンサンブル演奏、箏曲部演奏、特に小さいお子様にも楽しんでいただけるよう、人形劇や「どうぶつしょうぎ(予約制)、ヨーヨー釣りやスーパーボールすくいなども企画しています

介護福祉学科の教員や学生も当日、キャンパス内で学祭のお手伝いや、オープンキャンパスのブースを出す予定(831教室)ですので、もし見かけたらぜひお声掛けくださいね。

オープンキャンパスで来学できた高校生の皆さんや、これから本学を受験してみようと思っている学生の皆さん、近所にお住まいの皆さん、ぜひとも遊びにいらしてください。なお、高校生の方限定ですが、LINEで本学に登録いただいた方限定で、300円の学祭チケットをプレゼントさせていただきます。詳細は、添付のポスターをご覧ください。

「しょうあいさい(翔愛祭)」で、一人でも多くの皆さんとお会いできることを心から願っています。

学祭ポスター ←高校生限定LINE登録特典付き

新企画! 介護あいうえお作文 第5回

新企画! 介護あいうえお作文  第5回

第5弾は、「かいごふくしし」の「く」です。

こんにちは。介護福祉学科 伊藤です。

「く」のつく言葉をいろいろ考えてみました・・・

「苦労」「苦しい」「暗い」「苦行」・・・・あかん、あかん

なんだか落ち込んでしまう言葉ばかりが浮かんできました。

「く」・・・・・そうだ! 「く」は「栗ご飯」!!!

みなさん、栗ご飯はお好きですか?
秋の食べ物、栗。栗きんとん、栗蒸しようかん、甘栗などなど

洋菓子ならモンブランが有名でしょうか・・・・

でも私は栗といえば「栗ご飯」なんです。

もう40年以上も前の出来事ですが、当時小学生の私は週1回の

ピアノ教室に通っており、その日も夜までピアノを習っての帰り道。

お迎えに来てくれた母が「今日は栗ご飯を作ったから、たくさん

食べなー。好きやろー」と言われ、大喜びで家に走って帰りました。

さあ、栗ご飯を!!としゃもじを持って、炊飯器を開けたら・・・・

中身は空っぽ・・・・ 栗のかけらも米粒もない!!!!!

なんと、部活帰りの兄が炊飯器の栗ご飯を「自分が最後だろー」と

あるだけ食べてしまっていたのです。

もうショックで、ショックで・・・・

母に泣きついたことを覚えています。

「次はあんたのためだけに作ってあげるから」と慰められたなー

でもあの日以来、一度も作ってくれなかったなーお母さん・・・

忙しい人でした。働き者のお母さんでした。

そして、料理がとても得意なお母さんでした。

亡くなって3年ですが、秋になると繰り返し思い出します。

皆さんにとっての思い出の味、お料理はなんですか?