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卒業研究発表会を開催しました

1月30日に令和5年度実践保育学科 卒業研究発表会が東大阪市リージョンセンター夢広場多目的ホールで開催されました。

一年間かけて人形劇「オズの魔法使い」に取り組んできた成果を長堂小学校の1年生、近隣の方々、保護者の方々にご覧いただきました。

「秀吉公坐像」完成

3月に途中経過をお知らせしていたモニュメントが完成し、10月7日、設置場所である豊国神社(滋賀県長浜市)にて除幕式が開催されました。

羽柴(豊臣)秀吉坐像制作は「長浜開町450年記念事業」の一環として企画され、足掛け5か月の原形制作期間を経て完成。その後ブロンズ像として鋳造されお披露目となりました。像の高さは約120cm。座高でこのサイズですから、もし立ち上がったとすれば2.4mぐらいの身長になるでしょうか。

長浜の街を開いた当時の若き日の秀吉の肖像画などは現存しないため、関係者と打ち合わせをしながら頭像の試作を重ねたうえで制作を進めました。したがってこの像は、関白でもなく太閤でもない織田信長配下の一武将だった羽柴秀吉の姿です。

時間的にかなりタイトなスケジュールでしたが、その分やりがいのある仕事でした。(実際、制作期間の2月中旬から6月初旬まで、休日はほぼありませんでした泣)

美術造形系科目担当教員は、こういった作品制作も研究活動となるのだというお知らせです。

ただいま絶賛制作中!

以前のブログで、学生が休暇中の大学教員はそれぞれの専門における研究を進めているというお話を紹介しました。

美術・造形を担当する私も、現在その専門研究の真っただ中です。

私の専門分野は彫刻、特に粘土で形を作る「塑造」と鉄などを主な材料とする「金属彫刻」です。

今回は「塑造」による制作で、滋賀県長浜市の豊国神社様からの依頼による「羽柴(豊臣)秀吉座像」を作っています。長浜に城を建て、初めて城持ちになった30代前半から半ばの秀吉の姿を想像しながら、制作を進めています。

研究者の先生や豊国神社の宮司さんと相談しながら、表情を決めていきます。
「こんな感じかな?」ということで、ちょっとひげをつけてみました。まだまだ仮のひげです。
全身はまだこんな具合で、粘土の粗付け状態です。この後、武将らしく甲冑をまとわせ、刀を持たせます。

まだまだ未完成ですが、完成したらどんな像になるのか、お楽しみに!