日別アーカイブ: 2021-05-17

「音楽よもやま話 Part2」

ピアノで即興!

前回の「音楽よもやま話Part1」では、ベートーヴェン大先生の変わった私生活についてお話しました。

今回は、「ピアノで即興!」と、少しむちゃぶりなタイトルですが、興味があれば遊んでみませんか?

保育の世界では「表現力」「想像力」がとても大切ですね。ピアノを真面目に練習することはもちろん大事ですが、ピアノと仲良く遊べると、もっともっと音楽の世界は広がります。

では、ピアノを弾く前に・・・

アコースティックのピアノの鍵盤は、基本88鍵盤あるのですが、1オクターブの音域の中は12音で分割され、白鍵と黒鍵が規則性を持って並んでいます。と、こう書くと、もう難しいですね。

要は、白黒白黒白、白黒白黒白黒白、の繰り返しです。

え?余計にややこしい?

さて、即興と言うからには、表現するものがイメージできていることが大事ですね。

では、出来るだけ具体的に頭の中にイメージしてみてください。それは「空」ですか?「犬」ですか?それとも大好きな人へのメッセージですか?はたまた怒りの爆発ですか?

そして、ピアノの前におもむろに座って、右端のペダルを軽く踏みながら、両手を黒鍵の位置に・・・

あとは、好きなように指を動かしてみましょう!とにかく大作曲家のように、大演奏家のように、自由に指を動かしてみましょう!

ただし、黒い鍵盤だけを弾くのです!!!ここがポイント!!!

どうでしょうか・・・?恐怖の音楽になりましたか?それとも夢のような音楽ですか?

黒鍵だけで演奏すると、音が濁らず、響きも美しいので、どの音の組み合わせでも、曲らしくなるのです。

あとは、演奏する人のイメージ力!です! 保育現場でも活かせます!

生きることは音楽的であること。体内の血が踊り出すところから始まる。すべての生命がリズムを刻んでいる。君は、君の音楽を感じているかい?

To live is to be musical, starting with the blood dancing in your veins. Everything living has a rhythm. Do you feel your music?

      マイケル・ジャクソン(1958~2009)

フォー!

教員紹介/インタビュー

今回は、学科長の野々村宜博(ノノムラヨシヒロ)先生にインタビューします!

それでは根掘り葉掘り聞いて参りましょう。👩🎤

研究室前のフロアにて

  🎤:先生のご専門は?

👨:「刑事訴訟法」です

  🎤:難しそうですね💦

👨:犯罪が起こった時に犯人を捕まえて裁判を受けさせる法律なんです

  🎤:なぜ、その専門を選ばれたのですか?

👨:大学受験の時は心理学、教育学、経済学などにも興味がありましたが、自然の流れで法学部に進むことになってしまいました!? 法学部を卒業後は、大学院に残ってより深く研究したくて、この道に進むことにしました。

  🎤:先生の学生時代はどのような学生だったのですか?

👨:一応真面目な学生でした。でも、「ガチガチに法律」という気持ちは全くなかったです。実は現在もそうです。

  🎤:休日はどのように過ごしておられますか?

👨:休日は読書と音楽三昧(ざんまい)です。昔は活字愛好者だったんですが、今は歳のせいで活字を追えなくなっていまして、嘆いています。昔から作家の宮部みゆきさんの作品が好きで、「火車」という作品は特に心に残っています。新野剛志さんの「戦うハニー」という小説は、男性保育士が主人公です。保育を勉強する人で興味がある人は是非読んでください!

  🎤:ちなみに音楽ではどのような曲がお好きですか?

👨:音楽そのものが「精神安定剤」なので、ジャンルを問わず、いつでも何かしら接しています。YOASOBIの楽曲も好きですが、ついていくのがなかなか大変ではあります。

  🎤:すごく硬いご専門ではありますが、実は先生のキャラクターは正反対なんですね。

  🎤:では、先生がモットーとされていることは何でしょうか?

👨:授業の内容が硬いので、出来るだけシンプルに話そうと思っています。幼稚園や保育園でのケガやトラブルを紹介して、社会で働く中で参考にしてもらえるように、と考えています。

  🎤:保育現場で役立つ知識ですね。今日は先生の色々な面を知ることができました。ありがとうございました。

👨:ありがとうございました。   

なかなか普段聞くことのできないお話でした!