2023年度後期の授業を振り返って

後期授業と試験が1月で終了し、あとは成績の結果を待つだけとなりました。留学生授業の「日本芸術入門」では大阪・奈良の美術館・博物館や寺院を見学しました。毎回丁寧に時間をかけてレポート記事を書いてきたこともあり、全員優秀な成績で修了しました!最後にここで幾つかの記事を紹介します。

人工知能の授業

文部科学省が各大学の学生 (文系学生を含む) へ人工知能の授業を実施することを推奨しているので、今年度、2年次授業で数回ほど人工知能を扱いました。

学生から毎年「この授業はとても頭を使う」という感想をもらっていまして、今年は特に頭を使ったようです。

17時50分に終了の鐘が鳴る授業なのですが、毎回30分程度 (長い時は1時間くらい) 学生が居残りして課題に取り組んでいました。

学生が勉学に励むことはとても良いことです。

「日本芸術入門」藤田美術館見学レポート

留学生授業「日本芸術入門」のレポート記事を多言語で紹介します。

国際教養こども学科3回生 徐​ 子坤

初めて訪れた藤田美術館は、意外にも辺鄙な場所にある。外から見るととてもシンプルな感じの美術館だったが、ロビーの内装からは洗練された美しさを実感した。階段式カフェのデザインは斬新で、古い建築の梁を再利用したロビーの長椅子も面白い。

第一次来的藤田美术馆,没想到是在一个较为偏僻的地方,这间美术馆从外面看起来感觉十分的简约,但是内部大厅的装修让我体会到了简约之美,阶梯式的咖啡吧台设计是令人感到舒适的,供给参观者使用的座椅也非常有意思。

四天王像が最も印象に残った展示品である。このような優れた彫刻技術が13世紀に歴史的な作品を生み出したこと、今でも保存されていることには驚かされる。

四天王像是让我最为印象深刻的展品之一,如此精湛的雕工以及手艺很难让人想象这是13世纪时期的历史物件,如今还能保存至今也实在是让人惊叹

彫像に施された彩色はこの作品の最初の姿を想像させる。実に驚くべき彫刻作品である。

雕像上的彩漆让我开始想象着这件作品最初的模样,实在是令人惊叹的雕刻作品。

この三体の木彫像は私が美術館で一番かわいいと思った展示品だ。歴史資料によれば、この三体が最初から組み合わされていたかどうか、学者達の間でも答えは出ていない。しかしこの三体が並ぶと、どう見ても息がぴったり合っていて興味深い。

这三尊木雕雕像是我认为在美术馆里最可爱的展品了,根据历史资料记载,考古学家们还并不清楚这三尊雕像是否在最初就是被组合在一起的,但是当这三尊雕像摆放在一起的时候,无论怎么看都让人觉得非常合适,实在是很有意思。

見学授業を終えた後、薄暗い室内を出ると目の前に美しい庭が現れ、非常に和風なあずまやと玉石で敷かれた小道が広がっていた。この景色を一目見た瞬間に特別な静けさと心地良さと同時に、最初外から美術館の建物を見たイメージとのギャップを感じた。これはいわゆるサプライズなのか?私はここがとても気に入った。

就出现了一片美丽的庭院,非常日式的亭子和鹅卵石铺成的小路让人在第一眼看见这片景色时就感受到了特殊的宁静感,很令人舒适,这让我感觉到了和最初在外面看到美术馆建筑时的反差,但可能这就是所谓的惊喜吧,我很喜欢这里。

国際教養こども学科3回生 チン・ティ・ヒエン

美術館は駅のすぐ隣にあるので、移動にとても便利です。豪華な外観デザインでありながら、日本の伝統的な雰囲気を残した美術館です。作品に光が当たり、より一層作品が際立ちます。古くからある作品はどれもとても美しく洗練されています。作品は歴史の一部を再現しており、見る人が昔の歴史を思い浮かべることができます。さらに、作品には作者の創意工夫と才能も表れています。

3年前に奈良の東大寺に行ったことがあって西天王像を見ました。気になったことは西天王に踏みつけられる邪鬼です。日本語の先生は説明してくれました。四天王の足元で踏みつけられ、苦悶の表情、獣のような表情をしているのが邪鬼。端的に説明すると、祟りをなす者、物の怪などのこと。古代インドの闇の神に「夜叉」という者があり、はじめは仏法に敵対していましたが、お釈迦様に調伏されて降参しました。えげつない踏まれ方をしている邪鬼もいれば、中には踏まれて笑みを浮かべている邪鬼もいたりして、とてもコミカルな存在。悪役なんだけれどもどこか憎めない存在で心魅かれてしまいます。

Bảo tàng mỹ thuật Fujita nằm ngay sát ga tàu nên rất thuận tiện đi lại. Bảo tàng có thiết kế bên ngoài sang trọng nhưng vẫn toát lên nét truyền thống của nhật bản.thiết kế bên trong huyền ảo. Ánh sáng sẽ được chiếu vào các tác phẩm khiến các tác phẩm trở nên nổi bật hơn.Các tác phẩm đã xuất hiện từ rất lâu, đều rất đẹp và tinh xảo.các tác phẩm như tái hiện lại một phần của lịch sử, giúp người xem hình dung ra lịch sử từ rất lâu trước đó.Hơn nữa các tác phẩm còn thể hiện được sự khéo léo, tài năng của tác giả.

Ba năm trước, tôi đến chùa Todaiji ở Nara và nhìn thấy bức tượng Nishi Tenno. Điều khiến tôi chú ý là con quỷ đang bị Tây Thiên Vương giẫm đạp. Giáo viên người Nhật đã giải thích cho tôi rằng. Con quỷ bị giẫm đạp dưới chân Tứ Thiên Vương, vẻ mặt thống khổ, vẻ mặt như dã thú. Nói một cách đơn giản, nó ám chỉ một người mang trong mình lời nguyền, một con quái vật.Ở Ấn Độ cổ đại, có một vị thần bóng tối tên là Yaksha, người ban đầu thù địch với Phật giáo nhưng đã bị Đức Phật khuất phục và đầu hàng. Một số con quỷ đang bị giẫm đạp một cách khó chịu, trong khi những con khác lại mỉm cười khi bị giẫm đạp, khiến nó trở nên rất hài hước. Mặc dù nó là một nhân vật phản diện nhưng có điều gì đó ở nó khiến nó khó có thể ghét được và tôi bị thu hút bởi anh ấy.

国際教養こども学科1回生 ​ 鄭 ​ 毅​

藤田美術館は、定期的に展示替えを行う個人コレクションを多数展示する私設美術館で、1,000円で入館できる。展示場の外には櫓と小さな家々が並ぶ日本庭園があり、とてものどかな雰囲気だ。

エントランスはとても明るく広々としていて、片側には抹茶を点てるバーと茶室があり、500円で美味しい抹茶とニョッキが楽しめる。会場の明かりは暗いが、展示ケースの中には特殊なスポットライトが当てられた工芸品がある。とても神秘的だ。展示室は大きくないが、レイアウトはとても凝っていて、4つの展示エリアに分かれていて、それぞれにテーマがある。

私のお気に入りの工芸品のひとつは、中国明王朝時代の祥瑞柑橘香合である。この磁器容器は小さくてかわいらしく、模様の上には子供たちが遊んでいて、とても絶妙な作品だ。

藤田美術館為一間私人美術館,裡面展出不少私人藏品,每隔一段時間會換展,只要支付1000日元就可以入內參觀。展馆外面是一间日式庭院,里面有塔和小房子,看起来十分静谧。

入口处十分宽敞明亮,一旁还有制作抹茶的吧台和茶室,据说只需要花五百日元就可以品尝到美味的抹茶和团子。展馆的光线偏暗,但有文物的展柜里面有专门射向文物的射灯。看起来十分神秘。展馆不大,但布局十分讲究,一共分成了四个展区,每一个都有自己的主题。

我最喜欢的一件文物是来自中国明朝的祥瑞蜜柑香合的瓷器。这件瓷器和我以前经常看到的瓷器不同,他十分小巧可爱,上面还有儿童玩耍的图案,十分精美。

国際教養こども学科1回生 グエン・フィ・ホアン

藤田美術館での体験についてお話しします。

藤田美術館は、大阪市内の中心部に位置し、アクセスが便利な場所にあります。美術館の周囲の環境は都会的で、周辺には建物や繁華街が広がっています。美術館の建築はモダンで洗練されており、美術館自体がアートの一部として印象的でした。

展覧会全体の感想として、展示されている作品の幅広いジャンルやスタイルに驚きました。古典的な絵画から現代アートまで、多くの異なるアーティストの作品が展示されており、キュレーションも素晴らしく、作品同士のつながりやテーマが感じられました。

私の気になった作品は中国明王朝時代の「祥瑞柑橘香合」でした。この作品は色彩の鮮やかさと、細部への緻密な表現が引き立ち、美しいと感じました。

Tôi muốn nói về trải nghiệm của tôi tại Bảo tàng Nghệ thuật Fujita Osaka.
Bảo tàng Nghệ thuật Fujita, Osaka nằm ở thành phố Osaka và có lối đi thuận tiện. Môi trường xung quanh bảo tàng là đô thị, với các tòa nhà và khu vực trung tâm thành phố bao quanh nó. Kiến trúc của bảo tàng hiện đại và tinh xảo, và bản thân bảo tàng cũng ấn tượng như một tác phẩm nghệ thuật.

Về ấn tượng chung của tôi về triển lãm, tôi rất ngạc nhiên trước sự đa dạng về thể loại và phong cách của các tác phẩm được trưng bày. Nó rất đa dạng với nhiều tác phẩm của các nghệ sĩ khác nhau được trưng bày, từ tranh cổ điển đến nghệ thuật hiện đại. Việc tuyển chọn rất xuất sắc và tôi có thể cảm nhận được mối liên hệ và chủ đề giữa các tác phẩm.
Tác phẩm khiến tôi chú ý là tác phẩm có tên “Incense container shaped orange, Shonzui Type”. Tôi thấy tác phẩm này rất đẹp, với màu sắc rực rỡ và sự tỉ mỉ đến từng chi tiết.


Đây là trải nghiệm và ấn tượng của tôi tại Bảo tàng Nghệ thuật Fujita Osaka. Tôi thấy việc xem nghệ thuật trong bảo tàng là một trải nghiệm tinh tế và thật tuyệt vời khi thấy mỗi tác phẩm mang đến những góc nhìn và cảm xúc khác nhau.

​ 国際教養こども学科3回生 王​ 耀宇

近年改修された美術館の入り口や扉は昔のままで、とても時代を感じました。
建物に入り、最初に感じるのは日本の茶道文化です。エントランスのカフェ(バー?) でお茶を味わえるはずですが、試飲できなかったのが少し残念でした。美術館には多くの肖像画や書道のコレクションがあります。日本の古代の伎楽面や能面の展示は、とても興味深いものです。また肖像画や書道の鑑賞を通じて、日本の古代の人々の深い知性を感じることができます。展示室を出て美術館の裏口に出ると、とても美しい裏庭があります。

この美術館のコレクションで私が一番好きなのは「香瑞蜜柑香河」という作品です。 見た目は何の変哲もない小さな壺ですが、この作品は職人が丁寧に加工した後、外側に絵付けを施したものです。とても美しい青色が心に残りました。

通过教授的介绍得知,藤田美术馆曾经整修过一次,但入口和门都保持着当时的样子,给人一种年代久远的感觉。首先你会注意到的是日本的茶道文化。酒吧在哪里?应该可以品尝到刚泡好的茶,但没能品尝,有点遗憾。馆内收藏有许多肖像和书法作品,还展出了日本歌舞伎时代的第一代面具。我认为这是非常令人难忘的。通过这些肖像和书法,我感受到了日本。古代人非常聪明。走出美术馆后门,有一个非常漂亮的后院。我认为它非常漂亮。

我觉得这个博物馆的藏品中我最喜欢的是“Kozui Mandarin Kakawa”这个物品。它看起来就像一个普通的小花瓶,但是经过工匠的精心加工,外面被涂上了油漆。它有一种非常令人印象深刻的蓝色,我觉得它非常美丽。

国際教養こども学科3回生 ​ ​ 徐​ ​ 伊帆​

2022年4月1日にリニューアルオープンした新しい美術館は、旧施設で展示室や収蔵庫として利用していた蔵の扉、窓、木材などを利用しつつ、空調や耐震などの設備を備えています。展示室の入口に使われている蔵の扉は美しく、正面玄関の両側にある石段は昔からの姿を残しているそうで、時代を感じます。

美術館に入ると、館内の環境がとても良く、文化的な雰囲気が漂っています。美術品も数多く展示されていて、種類も豊富で、古来の日本人の職人技を感じました。美術館の裏庭には日本の伝統的な建物と緑の風景が広がり、とてもリラックスできて幸せな気分になります。

私が館内で一番好きな作品は重要文化財の「乾漆伎楽面」です。初めて見た時は不思議な感じがしましたが、よく見ると日本の古代の歌舞伎のような雰囲気を感じました。調べてみると, この種の仮面は、古代に幽霊や神を怖がらせるために使用されていましたが、中国の犠牲の祈りに似ていて、非常に興味深いと思います。

它于2022 年 4 月 1 日重新开放。新博物馆利用了旧馆用作展览室和储藏室的库房的门窗和木材,并配备了空调、抗震等设备。我觉得这是一个非常漂亮的大门,正门两侧的石阶似乎还保留着原来的样子,给人一种时代感。

进入博物馆,发现博物馆里面的环境非常好,很有文化气息,而且展出的艺术品很多,种类繁多,感受到了古代日本人民的手工艺。还有一个博物馆的后院。古色古香的后院建筑和植被让你感到十分心旷神怡。

博物馆里我最喜欢的一件作品是《重要文化财产:干漆古面具》。我第一次看到它时觉得很奇怪,但当我仔细看它时,感觉就像是古代日本歌舞伎。我也在网上查过它你看,这种面具在古代是用来吓走鬼神的,我觉得很有趣,因为它很像中国的祭祀祈祷。

国際教養こども学科で学べる内容

国際教養学科の受験を検討されている皆さんへ

入学後学ぶ内容は主に経済経営、国際教養の2分野になっています。ビジネスや国際文化のさまざまな授業を受けることができます。各専門分野の教員全員、みなさんの受験をお待ちしています!

後期授業開始!

さあ、いよいよ本日から後期授業スタートです!

とはいえ、大学の授業とひと口に言ってもそれぞれ「何年生用の授業なのか」で開始時期が違っていたりします。実習や研修などなど、学年によって違う行事の影響ですね

というわけで、「3年生授業だけ」は10月開始です。お間違えの無いように!

さてさて、後期授業開始ということは……そうです、2年生の海外研修旅行までもう約一ヵ月! ということですね!

今年はいったいどんな研修旅行になるのか、続報をお楽しみに!

9月になりました

中高生のみなさんは夏休みが終わってしまい、学校祭の準備をし始めている頃でしょうか?

大学生のみなさんは前期の成績が出た頃ですね! 思っていたよりも良かった人、悪かった人と色々でしょうが、後期の履修計画は早めに決めてしまいましょう。部活動やバイト、私生活とのバランスが大事ですよ!

秋と言うにはまだまだ残暑厳しい今日この頃。

気象予報では11月頃まで気温が例年より高めだと予想されています。くれぐれも体調不良にはご注意を!

Instagram(@hoc_international)、はじめました!

「LINEやメールよりインスタのDMで連絡する方が楽」――そんな声にお応えして、国際教養こども学科のアカウントを開設しました!

学内の様子やオープンキャンパスのお知らせ、現在フィリピンでインターンシップ中の先輩たちからのきれいな海の写真など、もりだくさん!(予定)

こんなのが見てみたい、これを教えてほしいなどなど。質問やリクエストがあれば気軽にコメントしてくださいね!

アカウントはこちら→@hoc_international

プロフィール画像のココシカが目印です!

(たぶん)あんまり使われていない貴重な正面立ちポーズです!

5.14オープンキャンパスのおしらせ

今週末5/14、東大阪大学でオープンキャンパスが開催されます。

新緑のまぶしいこの季節、ぜひ参加してみませんか?

〇学科紹介  〇入試案内  〇模擬授業  〇無料ランチ  〇学内見学 etc…

大学入学後の話、将来のこと、いまの高校生活など、気軽に聞いてみるチャンスです!

申込はこちら→オープンキャンパスに行ってみる!(Googleフォームが開きます)

みなさんの参加、お待ちしています!