授業紹介②―「国際協力」

月曜日の国際協力演習の授業では、社会抱えるさまざまな問題をどのように解決するのかをみんなで考えます。
後期の授業では3回にわたって「どんな社会をつくりたいか?」をテーマにしたワークショップに取り組みました。

多国籍のメンバーでグループワークをします。
このグループは授業のベルが鳴ってもワークをやり続け、一番の力作ができました。

最初は全員で、それぞれがピンク色の付箋紙に

・「今この世にあったらいいもの」
・「100年後もこの世に残っていてほしいもの」

青色の付箋紙に

・「今この世からなくなったらいいもの」
・「100年後にはなくなってほしいもの」

を書きだしていきます。

次に、幾つかのグループに分かれて自分たちが書いた内容を互いに説明しながら、似ている内容のものを集めて紙の上に貼り、タイトルをつけて整理していきます。

あったらいいもの、なかったらいいもの。 両方おなじぐらいたくさんの意見がでています。

さらにみんなで意見を出した内容をSDGsの課題と結びつけて考えました。

最後に自分が解決したい問題をひとつだけ選び、同じ意見を持つ人どうしで新たなグループに分かれます。
その問題を解決する方法について意見を出し合い、
どれが一番有効的な方法なのか表に書き出し、一つ一つ比べて議論をしました。

この授業ではこのようなワークショップを通じて、私達を取り巻く社会が抱える問題を考えています。

オープンキャンパス@10/18

本日(10/18)、本学でオープンキャンパスが開催されました!

今回の体験授業のテーマは「考える『ことば』」

どうして英語が苦手な日本人が多いのでしょう? そして、どうして「日常会話の方が難しい」と言われるのでしょう?

「ことば」の後ろにあるもの、生まれた場所、育った場所、テレビで見たもの、好きなマンガ……その人がどんな人なのか、ということは、すべて「ことば」に表れます

でもその表れたものがどういうものか知らなければ、そもそも気づくことすらできずに誤解が生まれてしまう、という話でした

確かに、親世代や祖父母世代に「ほらあの有名な〇〇だよ!」と言われても何が何だかてんでわからない、ということはよくありますね……(※個人の感想です)

今年度の本学でのオープンキャンパスは今回でラストでした。色々とイレギュラーなこと尽くしでしたが、参加してくださった方々が少しでも本学への理解を深めてくださっていれば幸いです

ブログ担当、うっかり写真撮影を忘れておりました。不覚……!
そんなわけで在学生ボランティアのタックくんと教室の写真をパチリ
お手伝いありがとうございました!

授業紹介①―「キャリアを考えるⅡ」

水曜日2回生の授業、「キャリアを考えるⅡ」では、大学近辺の企業を訪問します。

今週は東大阪のものづくりについて学ぶため株式会社松よし人形さんを訪問し、 工房を見学してものづくりのワークショップに参加しました。

小出社長とワークショップの先生と一緒にパチリ。
後ろにある人形たちがキラキラ輝いて見えます。

・今回お世話になった訪問先:株式会社松よし人形 東大阪市荒川1-10-4

松よし人形さんは創業60年。日本の伝統的な雛人形や市松人形を制作され、一年で2000~3000セットの雛人形を出荷されているそうです。

雛人形は、
・頭をつくる「頭(かしら)師」
・髪を植える「髪付師」
・手足をつくる「手足師」
・小道具をつくる「小道具師」
など、職人さんたちの分業によりつくられています。

中でもこちらの「人形工房松寿」では、人形に衣裳を着せる「人形着付け師」をされています。

この「人形着付け師」は、衣裳の素材やデザインなどの詳細を決め、工房内外の各職に指示を出し、商品化していくプロデューサーとしての役割を担っています。

松よし人形の雛人形の特徴は、なんといってもは完璧な左右対称の美しさ。
さまざまな衣裳デザインの複雑なパターンを、職人の目と手作業で、左右の生地の色や模様が完全に一致させているのです。

そんな職人さんたちの縫製技術は非常に高く、まったく縫い目が見えないよう、サイズがぴたりと合うように衣裳が縫われています。

わたしたちが一目見て「綺麗!」と感動するものは、実はこのようなプロの職人さんたちの積み重ねられた技術とものづくり精神によって生み出されているのですね。

今回は小出社長のお話をうかがった後、工房見学をして、最後に衣裳生地でつくるマグネットとつまみ細工のワークショップを通じてものづくりの体験をしました。

もともとつまみ細工は舞妓さんのかんざしの飾りに使われていた技法ですが、雛人形の花飾りにも多く使われています。

先生方に丁寧に教えて頂き私たちも全員素敵な花飾りやマグネットを完成することができました。

花飾りとマグネットの製作体験もさせてもらいました!
センスと個性が光ります

今回お世話になった株式会社松よし人形さんのショップには、伝統的な雛人形や市松人形から今流行しているお人形までたくさんのかわいらしいお人形で埋め尽くされています。

こんなにたくさんの人形たち、圧巻です。

また、一般の方向けにワークショップも開催されています。
松よし人形のスタッフのみなさん、工房の職人のみなさんこの度はどうもありがとうございました。


教員紹介①

いよいよ今年も残すところ後3カ月。今年は特に時間の流れを速く感じている人も多いのではないでしょうか。

さて、アジアこども学科ブログでは、今月からアジアこども学科に所属している先生方を紹介していきます。

トップバッターはつい先日のオープンキャンパスで模擬授業を担当してくださった、吉田唯先生です!

みんな大好きいらすとやさんからお借りしたイメージ画像
最近は海外でも人気を集めているようです

Q. まず初めに、吉田先生が研究されていることを教えてください

吉田先生(以下吉田):日本の中世から近世にかけての神話です

Q. 神話の研究、ロマンを感じますね。どんなことをする研究なんですか?

吉田:昔の”中二病”の人達が作り上げた世界を白日の下にさらすことが専門です

Q. ”中二病”は時代を超えた病だった……?うっ、頭が。
 では、東大阪大学ではどのような授業を教えているんでしょう?

吉田:「大学で学ぶ」、「日本語」、「文学」、「卒業研究」などを担当しています

Q. 具体的にどんな授業なんでしょうか

吉田:レポートの書き方などを学ぶ授業や、日本語の授業(留学生対象)をしています

Q. では、その授業の中でもイチオシの授業と、その理由を教えてください!

吉田:「大学で学ぶ」の授業では、ベトナムの僧侶の講演を聴いたり、外国人労働者について書かれた記事などをもとに、留学生は留学生の立場で、日本人学生は日本人学生の立場でできることを考えてもらいました。

 というと堅苦しいですが、お友達の現状を知って、お互い助け合ってもらえたらいいなというのが狙いです。
 色々な国の留学生が所属するアジアこども学科だからこその授業だと思います

Q. それぞれ違う境遇だからこそ、お互いのことを知るのが大切になってくるんですね。
 さて、ここからは少し違った質問をしていきます。
 今まで吉田先生が読んだ本やマンガ、もしくは観た映像作品の中で、一番好きなものを教えてください

吉田:ティム・バートンの作品は全部好きです。気分によって好きな作品を流しながら仕事をしています

Q. ティム・バートン、ブログ担当も大好きです!ヴィジュアルがユニークな作品が多いですが、彼の作品をひとことで表すと?

吉田:風刺

Q. 的確なひとことでした。
 では、誰かに何かをオススメするならコレ! というものを教えてください

吉田:ハワイ大神宮に行ってみてください。星条旗(アメリカの国旗)柄やハート柄のお守りが買えます。
  ほかにも英語のおみくじがあったり面白いです

ブログ担当、好奇心でググってみました。(2020/10/2)
なるほどとっても星条旗です

Q. 今までで一番の思い出は何ですか?

吉田:オーストラリアのタクシーでぼったくられそうになったことです

目的地に着いているのに降ろしてくれず、高額な料金を請求されたのです。時間は夜7時です

中学生レベルの英語力で、必死に考え、「観光の記念に、タクシーの様子をYouTubeでリアルタイムに流してもいいか」など色々聞いたところ、返金してもらえ、無事降ろしてもらえました(^_^)

人間、追い詰められたらなんとかなるもんだなーと思いました


キャッキャウフフな楽しい思い出を予想していたブログ担当、浅はかでした。現代社会だからこその解決法、見習いたいです。

第1回、教員紹介、いかがだったでしょうか。

実は今回、アジアこども学科の諸先生方に依頼した際、さりげなく大胆に「自画像(イメージ画像も可)もお願いします♡」とお願いしておきました。

次回以降も記事の最後にそれぞれの先生方の自画像(※イメージ画像)を掲載し、締めの言葉に代えさせていただきます。
吉田先生、ご協力ありがとうございました!

吉田先生(自画像)。ブログ担当の無茶ぶりにも快く応じてくださいました。
足を向けて寝れませんね……。

中秋節に始まった「卒業研究」@趙先生ゼミ

後期の「卒業研究」、趙先生のゼミは10月1日から始まりました。旧暦8月15日に当たる、中国 の中秋節です

日本では、それを「十五夜」と呼び、中国と同様に月見を楽しむ習慣がありますが、ベトナムにもこれが伝わり、同じく「中秋節」(Tết Trung thu)と呼びます

また、ベトナムでは、この日は「子どもの日」(Tết Thiếu nhi)でもあり、「建国の父」と称えられる故ホー・チ・ミン主席が、毎年の中秋節に全国の子どもたちに手紙を送り、次第に子どもの日として定着したと言われています

春節、清明節、端午節と並んで中国の四大伝統行事の一つとされる中秋節。2006年、中国では国の無形文化遺産に指定されました

その起源は紀元前の春秋戦国時代に遡ることができ、収穫を喜び、労をねぎらう意味合いがあったと考えられるものです。それが今では、家族 団欒の日とされています

中秋節と言えば、中国では誰でもかの李白の「寝台の前にさしこんでくる月の光を 見て、地面におりた霜ではないかとふと思った」という詩句を思い出すでしょう

白く 光る静夜の月光は無限の味わいをもつものです

後期初回「卒業研究」は、こうした中秋節をめぐる日本、中国とベトナムの風習
を語り合いながら、中国の留学生が用意した 月餅を皆で美味しくいただきました

そして卒業に備え、グ ループ発表「中国とベトナムの留学生の視点から見る日本の初等教育」の作成に取り組みました

中秋節に食べる月餅
これひとつでけっこうお腹いっぱいになるんですよね