東大阪市の「町おこしカレーパン」って?

10月第2週目の総合基礎演習Ⅳは東大阪市役所の経営企画課を訪問し「町おこしカレーパン」について聞くというプログラムでした。12:10に集合し高井田から地下鉄で荒本まで。

ゾロゾロ歩く

ゾロゾロ歩く

アポイントメント5分前の12:55に市役所に到着。

グッドタイミング

グッドタイミング

なかなか面白い話が聞けました。

町おこしカレーパンの経緯について、真剣に質疑応答

町おこしカレーパンの経緯について、真剣に質疑応答

東大阪には数年前までハウス食品の工場がありました。今は本社だけです。

ハウス食品本社ビル

ハウス食品本社ビル

学園祭では、933にて調査した内容をたっぷりお見せしますからお寄りくださいね。11時から、1時から、2時から、学生による短い15分程度のプレゼンテーション(各回同じ内容)を行います。

ラグビーボール型のカレーパン

ラグビーボール型のカレーパン

新任の中野です

はじめまして。10月1日にアジアこども学科の専任講師として着任しました、中野謙です。よろしくお願いします。これまでは、立命館大学で研究員として働いており、教育プログラムの開発を行っていました。どのような教育プログラムかというと……

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はい、こんな感じです。農家さんから色や形が悪くて売り物にならない農産物(規格外品)を分けて頂き、それを使って商品の企画を立て、実際に商品を作って、売ってみる……というプログラムです。さて、キミの商品企画は利益を生み出すでしょうか?
授業で知識を学べば、それができるようになるとは限りません。そこで、「学んだことをやってみるとどうなるか、実験してみよう!」というのがこのプログラムの目的です。
去年は10人の学生が集まり、色や形が悪いので捨てられていた「規格外の梨」をもらって、梨のドライフルーツを作りました。

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しかし、規格外品だと、どのくらいの量がもらえるかわからないし、自分たちが欲しい材料が手に入るとも限りません。そこで、「それなら自分たちの欲しい農産物を自分たちで作ろう!」ということになり、学内にプランターの農園を設置しました。

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東大阪大学8号館6階の空中庭園にも「学内農園」を設置しました。キミもやってみませんか? 来年度から、アジアこども学科の「キャリア教育」という授業名で開講する予定です。興味があればbkcken@gmail.comまで連絡下さい。

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教員新著紹介

趙先生の新著「日本近代文学における上海」研究文献目録1840年-1945年を紹介します。

本書は阿片戦争が始まった1840年から日中戦争が終結した1945年までの間に日本人によって発表された上海を舞台とする小説、脚本、紀行、随筆、回想、従軍記、ルポルタージュ、詩及び上海に関する人文・社会関係の資料を年表形式で網羅したものである。
当時の社会情勢や文芸事象も付された本書は、単なる文献目録としてだけではなく、日本と上海との関係を通覧することができる一冊である。

A5判・260頁・上製本・クロス装・函入
不二出版 2014年2月刊
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かつての上海日本人街(虹口)

図1 上海市内を東西に流れる蘇州河両岸。右手(北側)は日本人街だった

図1 上海市内を東西に流れる蘇州河両岸。右手(北側)は日本人街だった

図2 日本人街の一角。虹口呉淞路(1932年頃)

図2 日本人街の一角。虹口呉淞路(1932年頃)

図3 長崎上海航路の上海丸(日華連絡線)

図3 長崎上海航路の上海丸(日華連絡線)

図4 大阪毎日新聞朝刊に掲載された芥川龍之介の『上海游記』(1921.3.17)

図4 大阪毎日新聞朝刊に掲載された芥川龍之介の『上海游記』(1921.3.17)

図5 日本人街にあった内山書店 

図5 日本人街にあった内山書店 

図6 図5の建物は現存。二階は内山書店の記念館となっている

図6 図5の建物は現存。二階は内山書店の記念館となっている

台湾に行ってきました!

アジアこども学科の今井です。

8月10日から18日まで台湾に行ってきました。
お仕事(調査)ですので、台湾を漫喫!というわけにはいきませんでしたが、充実した調査ができました。

毎朝、宿泊していた台湾師範大学から自転車で図書館に向かうという毎日です。
ちなみに台北では、現地の携帯電話番号があり、かつ悠遊カード(大阪でいうICOCAのようなもの)があれば誰でも自転車(YouBikeという自転車レンタルサービス)が借りられます!主要な地下鉄の駅や場所にはステーションがあり、借りること、返すことができます。ちなみに自転車はGIANT製なので、乗り心地もバツグンです!変速までついています。

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(左下に少し写っているのが、YouBike。※写真は去年のものです)

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(国家図書館。近くには総統府や外交部、中央銀行など台湾の中枢機関が集まっています ※写真は去年のもの)

私は、主に中国・台湾の仏教系NGOの研究をしています。今回の調査では、8月14、15日に調査対象である台湾佛教慈済慈善事業基金会(花蓮市)にも訪問しました。

台湾も夏休みということもあり、なかなか花蓮までの電車の切符が取れず、結局、莒光號(急行に相当)という電車で約4時間かけて花蓮まで行きました。電車の中では、日本と同じくお弁当が売られています!おいしいです!

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(台湾の駅弁)

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(駅弁の中身。日本とは随分とちがいますね!)

台北-花蓮間は、海沿いを走ります。日本の最西端、与那国島とは約110キロの距離です。残念ながら与那国島は見えませんでしたが…。

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(車窓からの景色です。さすが南国の海ですね、とても綺麗です)

台湾佛教慈済慈善事業基金会の敷地内には、総合病院や大学、看護学校など、あらゆる施設があり、とても驚かされます。
今回は「静思堂」という建物を訪ね、彼らの慈善活動について職員の方から詳しく説明を受けました。

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(静思堂。壮観です。中には台湾佛教慈済慈善事業基金会の慈善活動に関する展示がされています。とても1、2時間では見終わりません)

ちなみに、この台湾佛教慈済慈善事業基金会は、東日本大震災の際、いち早く被災地に駆けつけ多大な支援をしてくれました。
少し宣伝になりますが、このことは、住原則也編(2014)『経営と宗教-メタ理念の諸相』(東方出版)の第9章「『官民連動』による国際救援活動-慈済会による東日本大震災支援を事例として-」(今井淳雄)に詳しく書かせていただきました。

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(※宣伝です)

というわけで今回は、8月10日から18日の台湾調査についてご紹介しました!
なお、今回、私以外に、アジアこども学科3年生の学生も、台湾師範大学の中国語3週間プログラムに参加するため、台湾に行っています。一緒に(公財)交流協会(台湾における日本の窓口機関)にも訪問しました。
学生の台湾での様子は、また改めてご報告いたします。

それではこの辺で失礼します。

アジアこども学科 今井淳雄

8号館8階のDisplay

学科紹介を充実させるためにつくったパネルです。オープンキャンパスできっと力を発揮するはず。

学科の先生たち、何を教えている?

学科の先生たち、何を教えている?

特色あるアジアこども学研修。どこで何をしている?

タイと韓国で、学生たちの明るい顔

タイと韓国で、学生たちの明るい顔

各先生方の過去や現在、面白情報。

増田教授

増田教授

大矢准教授

大矢准教授

今井助教

今井助教

先生方の著書をのぞいてみましょう。

趙教授と今井助教の著書

趙教授と今井助教の著書

増田教授、スワレス教授、大矢准教授

増田教授、スワレス教授、大矢准教授

中国と日本の「ちまき」の比較。

ちまきの中身が全然違うね

ちまきの中身が全然違うね

廊下の両側には地図がたくさん貼られています。日本で印刷されたものと現地で印刷されたものを並べています。いわゆるグレイゾーンをどう表記しているか見るのは面白いです。

地図を見比べてみましょう。

地図を見比べてみましょう。

どうですか、パネルを見るとアジアこども学科のことがよく判るでしょう。まだ、続々作りますよ。

学科長スワレス先生

Louisiana Hot Sauce in Asia

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Whenever I eat at an Italian restaurant in Japan, I am almost always presented with a bottle of Tabasco sauce when ordering pasta or pizza. This has always confused me. Tabasco on pizza? Tabasco on spaghetti? I am from Louisiana, so I thought that Tabasco, which is made there, was meant to be used on Louisiana Cajun and Creole food, as well as on Mexican food. The name of the product is the same name as a state in Mexico, and the hot peppers used to make it are from that state. The bottle also has the colors of the Mexican flag, red, white, and green. I had never heard of Tabasco on Italian food when I lived in the U.S.

At first I thought that since there are very few Mexican restaurants in Japan, and even fewer Louisiana cuisine restaurants, maybe the colors of red, white, and green, which are similar to those of the flag of Italy, were used to convince owners of Italian restaurants in Japan that Tabasco is for Italian food by some clever but not very honest businessman. Of course, the Tabasco company is happy if everyone puts their product on every kind of food in the world. I have heard that people in Singapore put it on their Big Macs.

Then I realized, what is Italian food to the Japanese? What is it to the Americans? Consider corn pizza, mayonnaise and potato pizza, seasoned cod roe (mentaiko) spaghetti, soy sauce, seaweed, and mushroom spaghetti and so on, which are “Italian” dishes in Japan. Then think of all the strange things like hot dog and cheese pocket crust pizza that some pizza chains in the U.S. sell. I suppose this kind of reinterpretation of national cuisine may be the norm. For example, the Japanese version of Chinese food is as dissimilar to actual food in China, or at least Shanghai, as popular American so-called sushi is to sushi in Japan.

Although I would prefer not to put hot sauce on my pasta and pizza, I think I will resign myself to the inevitable presence of that red, white, and green bottle on the table when I have Italian food in Japan. I don’t think I’ll be having the corn pizza any time soon, however.

趙先生の部屋の雨花石

趙先生の部屋にある石を紹介しましょう。雨花石(うかせき)です。中国でも唯一南京で産出します。雨花石の形成は300万年前といわれ、火山活動でメノウに微量元素が入り込み、特有の色と模様が生まれました。未研磨のものは水に浸して見ると、美しさが際立ちます。

では、水の外と水の中を順番にお見せしますので、比べてください。

水の外

水の外


水の中

水の中

水のそとー2

水のそとー2


水の中ー2

水の中ー2

水の外ー3 水の外ー3
水の中ー3 水の中ー3

いかがですか。水の中に入ると光を集めてきれいですね。実際に見たい人は趙先生に見せてもらってください。

文化が香る

留学生の唐洋洲君(山東省)、楊放君(黒竜江省)の二人が中国茶を入れてくれました。
お客さまは杜雨禾君(瀋陽)と孫一丹さん(大連)。

Foreign students at the Department of Asian Child Studies, at Higashiosaka College, are serving a cup of Chinese tea.
These cups, utensils, and the teapot are small but they are not toys. These are authentically made in China.

道具を貸してくれたのは、国際学専門で本学科の助教をしている今井淳雄先生。この道具は北京で買ったそうです。

お茶は台湾の金萱茶、桃園空港で買ったもの。150公克(g)400台湾元(1600円)。なぜ金萱茶を選んだんですかの問いに、台湾の有名な茶館街九份で飲んで感動したからというお答え。いやー、こんな話が次から次へと出てきて止まりません。

いい香りの台湾茶

いい香りの台湾茶

中国茶に興味がある人は8号館8階F室までお越しください。今井先生が中国茶のお話をしてくれます。

SPU大学へいってきました。

こんにちは。
お久しぶりでございます。アジアこども学科の種市です。
12月末にSPU大学へいってきました。
詳細は、下のブログに。

https://spujapanese.jimdo.com/2013/12/25/spu-s-partnership-universities-in-japan-joined-spucon2013/

学会の案内

SPU森先生と種市

実に充実していました。

今回は、紹介までにしておきます。
次回は、「タイと日本の物価の違いについて」です