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2021年1月14日(木)実践栄養指導実習Ⅰ 道の駅 奥河内くろまろの郷 施設長 矢守様の講演を聞いて

ついに最終回を迎えた実践栄養指導実習Ⅰ、今回は道の駅 奥河内くろまろの郷より施設長の矢守伸也様に特別講演をしていただきました。

はじめに

道の駅とはどういうったものなのか。実際にある道の駅をご紹介頂きながら、道の駅についてのご説明をお聞きしました。

何とその数、

全国で約1200ほどあるそうです。

そして道の駅は休憩場所としての役割だけではなく、防災や情報提供所、さらには地域との連携機能なども果たしていることが分かりました。

地元の人たちとコラボレーションすることで、商品開発に繋げているそうです。特に、いわゆるB級品・C級品を使うことで、農家の人たちの手助けにもなっているのです。

そして商品開発をするうえで大切なことは、

1 価格 2 見栄え 3 オペレーション(運営) これらのバランスがとれていることだそうです。

学生たちは、普段以上の集中力をみせ、矢守様の話を真剣に聞いていました。

講演では、実際にくろまろの郷で開発・販売して売れなかった製品とよく売れた製品をご紹介頂きました。

この二つの違いは、お客様の年齢層に合ったものを提供すること、ある程度簡単に作れること。がポイントだったそうです。

最後に道の駅の1カ月の利益について、

この値を学生達みんなで計算しましたが、出てきた値にびっくり!

大切なことは売り上げだけではなく

・地域の人々の憩いの場所であること

・地域の人々への貢献

・新しいものを作り出していく拠点となる

など色々と大切な役割があることを感じながら、矢守様の講演は終了しました。

クロカンブッシュ

クリスマスに向けて、製菓コース1年生がディスプレイ用のクロカンブッシュを製作しました!

クロカンブッシュとはカスタードクリームを入れた小さなシュークリームを、飴などの糖衣で貼り付けながら円錐型に積み上げたフランスの飾り菓子です。

フランスではウエディングケーキや様々なお祝い事にも使われる、祝い菓子だそうです!

製作期間は約1か月。

希望者のみの合同製作で、あまり時間のない中、一生懸命取り組んでいました。

小さなシュークリームの皮を焼き、しっかり乾燥させてから、それに高温の飴をまとわせてひとつずつ接着していきます。

火傷しないように気を付けてね!と言ったそばから「熱っ!!」という声がちらほら..

高温の飴を扱う作業なのでいつも以上の集中力と、なかなか根気のいる作業です。

接着したシュークリームの皮は約800個!!

ディスプレイ用の為、カスタードクリームは入っておりません。

せっかく頑張って作った作品ですが、温度や湿度の関係で時間の経過とともに飴部分が泣いてしまいました。

製菓分野において「泣く」とは、製品や生地の表面で結晶化した糖が、湿度などによりベタついてしまうことを指します。

それも含めて、とても良い経験になりましたね(^^)

オーナメントを飾り付けて、クリスマスツリー風に仕上げました!

栄養士コース2年生 製菓実習

栄養士コース2年生、製菓実習のこの日のメニューはクレープです!

クレープスタンドでしか食べる機会がないかもしれませんが、ご家庭でも意外と簡単にできますよ!

塩味のクレープ生地も仕込んで、こちらはガレット風に。

カスタードクリームを炊いて、ミルクレープも作りました!

フライパンに流す、一枚分の生地量の見極めが難しかったですね。

薄くてパリパリになってしまったり、厚すぎてなかなか焼けず生焼けになってしまったり..

最後は皆さん上手に焼けていましたね!

生クリームやフルーツをたっぷり盛り付けて、思い思いの一皿が出来上がりました!

11月25日(水) 社会人になるにはⅡ 卒業生講演 柏木優汰さん

11月25日(水) 社会人になるにはⅡの講義に卒業生の柏木優汰さんが来訪され、講演して頂きました。

現在、柏木さんはマルタマフーズにお勤めで、出向先は佐藤病院様とのこと。2年生の就職活動が苦戦している中での講演でした。

お話を聞いて2年生たちは何を感じ、どのような想いを持ったのでしょうか。

まずは柏木さんの自己紹介から。

 自己紹介の様子

在学時代はあまり真面目ではなかったというお話しから、聴講されていた先生方もつられ笑い。柏木さんが現在に至るまでの様子もお話しして頂きました。

そして仕事内容について

 これからくるお正月のお食事の内容

勤務時間や勤務の内容、大変な仕事や社会での厳しさなどをお伝え下さいました。学生たちはムクっと起き上がり、柏木さんのお話を真剣に聴講していました。

 仕事内容について

質疑応答では「なぜ栄養士を志したのか」、「休日の過ごし方は」、「ストレスの発散方法は」などなど。学生の鋭い質問に対しても、柏木さんは親身に、そして丁寧に、本音でお答え頂けている様子でした。

 質疑応答

今後の就職活動に向けて、2年生たちは良い刺激になったことと思います。

柏木優汰さん、この度は講演、本当にありがとうございました。

11月21日・23日(月) くろまろの郷イベント参加

11月21日(土)・11月23日(月)の二日間、実践食物学科では「道の駅奥河内くろまろの郷」主催の「収穫祭」で特産物(バターナッツかぼちゃ)を使った新商品2種類(コロッケバーガーとマドレーヌ)を販売してきました。

 コロッケバーガーチーム

 マドレーヌチーム

まずは1日目

お鍋が大きすぎて温度が上がらず、まさかのコロッケが揚げられない、というアクシデントに見舞われながらも、くろまろの郷施設長 矢守様に助けて頂きながら、なんとか販売することができました。

 好評だったバーガー

コロッケとバーガーの売れ行きは好調で、お昼過ぎには既に1日分を売る切ることができました。

マドレーヌも負けてはいません。

 マドレーヌの販売ポップと商品

生地はしっとり、中にはかぼちゃを主としたアンが入っていて美味です。

小さなお子様から、ご年配の方まで、幅広い層の人が買って下さいました。

 バーガー販売の様子

2日目

この日は朝から少し冷え込み、お客様の入りが心配される中スタートしました。

 コロッケをはさむバンズを切っている所

 販売の様子

相変わらずバーガーの売れ行きは好調で、この日も完売しました。

 バターナッツかぼちゃコロッケバーガー

マドレーヌの方は10個ほど残ってしまいましたが、矢守様がまた後日、くろまろの郷で販売されるとのことで、託けて学生たちは、これですべての商品を販売したことになります。

学生さんたち、2日間本当にお疲れさまでした。

また応援に駆けつけて下さった関係の諸先生方にも感謝申し上げます。

本年度の「道の駅奥河内くろまろの郷」主催の「収穫祭」も盛況のうちに終了しました。来年はもっとより良い商品をお届けできるよう、また1年間頑張って参りたいと思います。

関係者の皆様、来場されたお客様、本当にありがとうございました。