月別アーカイブ: 2017年8月

虫ってどんな味?

8月20日のオープンキャンパスでは、松井先生によるミニ授業、

未来の食材として期待されている食用昆虫を使った料理の講義&試食会が開催されました。

まずは講義から。

食べられる昆虫についてミニ講義

昆虫は、私たちが普段口にしているモノにも使用されているとの事。

既に身近な存在になっているのですね。

そして試食会。

カイコの糞茶が人気でした。

香りが良く美味しいと評判

イナゴの佃煮を試食している様子

ゼミ生がセミを揚げている様子

串揚げされたセミ

 

セミは甘辛生姜煮よりも揚げる方が美味しいと評判でした。

昆虫の見た目に抵抗あった方も、原型が見えないと大丈夫。と、せんべいやクッキー、アイスは食べられた方もいらっしゃいました。

ミールワームの粉をアイスにかけて

 

今回の試食会の中で、セミを食べて「世界が変わった」と仰った方が。

日本では昔、昆虫は当たり前に食されていましたが、現在は嫌われる存在になってしまいました。こうやって美味しく食べられる事を理解され、またいつか世界中で身近な食材であると見直される時がくるかもしれませんね。

次回は9月3日にオープンキャンパスが開催されます。是非お越しくださいませ。

卒業生来訪

8/9(水)午後、H25年度卒業生の緒方さんが本学に来てくれました。

東大阪市にある「社会福祉法人由寿会」に就職して4年目の緒方さん。
本学で栄養士資格を取得後、福祉業界に興味があったことから、介護職として社会経験を積んできました。

「介護福祉士(国家資格)にチャレンジするため、勉強会に参加しています。資格取得支援制度が充実している所が良いですね」と語ってくれました。
介護福祉士を取得した後は、調理場の経験を積んで管理栄養士も目指したいという抱負もあるそう。
働く中でダブルライセンスプランが醸成されたとのこと。
食事介助などで、栄養士資格取得のために学んだことが活きているそうです。

「人前で話す機会を頂けたり、後輩の指導をしたりと、社会人として成長できる環境が整っているため、働き甲斐があります」とも。
日々充実している様子が、イキイキと話す姿から伝わってきました。

近々、勤務先である「介護老人保健施設アーバンケア」において、夏まつりが開催されるとか。
よさこい踊りが披露されたり、屋台が出たりしてとても楽しそう!
お近くの方、是非足を運んでみてくださいね!

【ご案内】第11回アーバンケア夏祭り
◆日時:平成29年8月27日(日) 16:00~20:00
◆場所:介護老人保健施設アーバンケア
(東大阪市御厨東1-9-55)

卒業生の緒方さん

夏祭り、良かったらお越しください♪

食中毒予防のための衛生管理について

8月6日(日)に第5回オープンキャンパスを開催いたしました。

今回のミニ体験授業は、濱田先生による講義。

テーマは「食中毒予防のための衛生管理について」です。

生きるために必要な食事は安全である事が基本です。

その上で美味しく、栄養バランスが摂れる食事を考える事が栄養士や製菓衛生師に求められているという事を教えてくださいました。

 

今回担当する学生はこちらのお3方

 

その後、手洗いチェックを行いました。

専用ローションを汚れに見立てて塗り、手洗い後、専用ライトの下に手をかざすと洗い残しが光り、適切な手洗いができているかがわかります。

きちんと洗えているかな?

 

エアシャワーも体験

次回のオープンキャンパスは、8月20日(日)です。 テーマは「昆虫食」。

松井先生により、ミニ授業を行います。

8/5のイベントに来れなかった方も是非お越しくださいませ。

 

「夏休み企画」親子参加型イベント

8月5日(土)に、こども研究センターと実践食物学科の共催で「夏休み企画」親子参加型イベントを開催しました。 

キャッチフレーズは、

「虫ってどんな味? 古くて新しい昆虫食を体験してみませんか!」

「環境にやさしく、食べても美味しい、昆虫食に挑戦してみよう!」です。 

内容として、

昆虫料理研究家、昆虫エネルギー研究所・代表の佐藤裕一氏を講師としてお招きし、昆虫食についての講演を行いました。

佐藤先生の話に子供達は興味津々です。

司会は松井先生

次に体験実習として、 まずはシルク(繭)をハサミで切って水に入れて火にかけ、煮立たせました。

(できあがりは後のお楽しみに!)

その間に、食用昆虫(セミ・ナンブン・タガメなど)を用いた料理を作り、長野県のお土産でもあるイナゴやカイコ蛹の佃煮や蜂の子せんべいなど試食会を行いました。

今回のメニューはコレ!

・カイコの糞茶

・シルクしょうゆ(冷奴、刺身こんにゃく)

・カイコのさなぎの佃煮

・カイコのさなぎ(茹で、炒め物・素揚げ)

・イナゴの佃煮

・蜂の子ごはん(へぼめし)

・タガメのサイダー

・コオロギ粉のクッキー

・セミの生姜煮燻製オリーブオイル漬け

・カナブン(串かつなど)

・セミ(クマゼミ、アブラゼミ、ヒグラシ、ニイニイゼミ)の串かつ

・蜂の子せんべい

★使用した食用昆虫をご紹介★

カイコの糞茶は漢方薬「蚕砂(サンシャ)」として販売されているようです。

松井先生がクワの葉で育てた100頭分の糞で作りました。

セミは、松井先生が枚方の公園で採ったカナブンと一緒に揚げました。カナブンは、茹でたら身が硬かった所、串カツにすると軟らかくなり美味しい!というお声が上がりました。

身近なところで採れる昆虫が食用になるのですね。

最後にお土産として持って帰れるのがこれ!

完全に溶けきらず残った絹は、お風呂で身体を洗うタワシに使えるようです。

カイコには捨てるところがないのですね。

その日の内に、テレビ大阪でも放映されました。

親子で夢中になれた、貴重なイベントでした。

いつの日か日本で昆虫は身近な食材として親しまれるかもしれませんね。

第4回オープンキャンパスレポート

7月30日(日)に第4回オープンキャンパスを開催いたしました。
今回のミニ体験授業は、「大阪産(もん)の活用」がキーワード。

商品化において活用できる栄養士のスキルや、大阪産を用いた2件の商品化事例を紹介しました。
来場した高校生さんから、「就職活動もしながら商品開発もするのは大変そうだけどやりがいがありそう!」という感想を頂きました。

その後、「道の駅EXPO大阪2017」で実演販売した「土手焼き風煮」の試食会を実施!

次回のオープンキャンパスは、8月6日(日)です。
テーマは「食中毒予防のための衛生管理について」。
めったに体験できないエアシャワーも準備しておりますので、ぜひお越しください!