熱中症ミニ講座【新しい生活様式】

本日、山下絵美准教授による熱中症ミニ講座が開催されました。

厚生労働省が出された新しい生活様式を基に熱中症予防についてご教授くださいます。

敬愛高等学校3年生陸上部17名に対し、水分補給の大切さ、自己管理方法、応急処置の方法を伝えてくださいました。

 冨山朝代コーチより、以前から熱中症により試合本番や練習がままならなくなった選手がいる。という報告も受けております。

この授業が役に立ち実践できる選手さんが増え、パフォーマンス向上に繋がる事を願ってます!

実践栄養指導実習Ⅱ 栄養指導案 発表会

実践栄養指導実習Ⅱの課題として、様々な生活習慣上の問題を抱えている対象者に対して、栄養指導案を作成しその内容を発表しました。

 

皆さん緊張しながらも頑張って発表しました。

山下先生からの講評では、栄養価計算の抜けや詳しいレシピの作り方を載せることなど、いくつかの課題が挙がりました。

エビデンスに基づいた栄養指導の大切さを学生達は学びました。

「昆虫食」の特別授業を実施しました

6月16日(火)6月23日(火)、6月30日(火)の3回、兵庫県立篠山東雲高校で、「食農研究」の授業の一環として本学実践食物学科の松井が、特別授業を行いました。

今回のテーマは「昆虫食」、関心を持たれた同校農業科の藤原先生から東京の食用昆虫科学研究所を通して本学に依頼があり、この日の特別授業が実現しました。初日は昆虫の試食もあり、授業開始前から生徒の皆さんも興味津々。地元の新聞社も取材に来られていました。コロナウイルス感染防止のため、席の間隔を十分にとり、向かいあった状態の会話を避ける等の配慮をしたうえでの授業となりました。

初日の1時限目では、世界の食糧事情、食料自給率、食品ロス、昆虫食の栄養等についてパワーポイントや動画をもとに説明をし、現在大きなニュースとして報道されているサバクトビバッタの生態や被害についても紹介しました。2時間目はいよいよ昆虫食の実食です。事前にアンケートで体調やアレルギー等について確認をした後、事前に藤原先生が購入された昆虫の甘露煮(イナゴ、蜂の子、カイコの蛹、ザザムシ)や蜂の子煎餅が教室のテーブルに並べられ、まず藤原先生が実食、生徒の皆さんも次々と試食しました。

 

初日(6/16)の授業風景

 

 

 

 

 

2回目(6/23)の授業では講義の後、粉末昆虫を使ったクッキー4種類(コオロギ、イナゴ、

イモムシ、カナブン)の調理実習を行いました。

 

カナブンの粉末を混ぜています。

 

 

 

 

 

 

 

1個づつ計量して同じ大きさにします。

 

 

 

 

 

 

大きさが揃いました。

 

 

 

 

 

 

 

オーブンを予め170℃にしておき、更に170℃で15分間焼きます。

 

 

 

 

 

 

粉末昆虫を使ったクッキー4種類(コオロギ、イナゴ、イモムシ、カナブン)とプレーン(白色)が焼き上がりました。

 

 

 

 

3回目(6/30)の授業では形そのままの昆虫(セミの幼虫、カナブン、イモムシ、カイコのサナギなど)を使った料理を作って実食の体験等を通して、「昆虫と食」を多面的に考察し、昆虫食の意義を総合的に学んで頂いたと思います。

 

左はカナブンの天ぷら

中央はイモムシカレー(カナブンとセミ幼虫の天ぷら添え)

右はセミ幼虫の天ぷら

 

初めての出張授業がまさかの「昆虫食」でしたが、貴重な体験をさせて頂きました。

ありがとうございました。

2020年度の授業が始まりました!

本学では政府の「緊急事態宣言解除」、大阪府の「休業要請解除」を受けて、大学・短期大学部では6月1日(月)から学内での対面授業(科目によっては対面授業と遠隔授業の併用も含む)を全学で開始します。

これに先立ち、短期大学部実践食物学科製菓衛生師コースでは、国家試験受験資格に必要な授業時間を確保するために、5月18日(月)から実習の授業を開始しました。授業前に手指の消毒と検温を済ませたうえで、基本的には調理テーブル1台では学生1人だけが実習を行い、「3密」にならないように最大限配慮しながら授業を進めています。

本学では小規模大学だからこそできる特徴を生かし、この事態の中で学修の保障を最大限に尊重したいと考えています。

詳細につきましては、本学HPの2020年5月22日付「対面授業再開について」をご覧ください。

http://www.higashiosaka.ac.jp/news/20017/

「ひがドリ」「ICT教育」について(追記)

◆タイトル
実践食物学科1年生(前期)における「ひがドリ」課題について

◆本文

新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言を受け、自宅での学習を基本とする生活となっています。

本年度の入学生においては、授業開始から戸惑うことばかりですが、大学では自宅での事前・事後学習も重要な「学び」として含まれます。
この機会に、自主学習(自学)の習慣をさらに磨いてください。

東大阪大学短期大学部では、学生の自学を支えるツールとして「ひがドリ」を準備しています。
すでに入学前教育で取り組んでもらいましたが、休校期間は次の課題を追加いたします。
よく読んだうえで、栄養士・製菓衛生師としての「基礎学力」を磨いてください。

【追加課題1】(5月6日までの課題)
入学前教育の課題となっていた科目・分野の「ドリル」に取り組み、正答数を☆5にする。

※「ドリル」は一つの分野に複数あります。☆5になったらスクリーンショットを撮っておいてください。(例えば下の画像のように)
撮影したスクリーンショットは、後ほど提出して頂きます。

※入学前教育の「ひがドリ」課題が完了していない学生へ
・4月30日までに入学前教育で示した課題を全て完了してください。
・完了後は、「追加課題1」に取り組んでください。

※「ひがドリ」での学習状況は、1年次生必修科目「大学で学ぶⅠ」の評価に反映させますので、授業課題と同じように取り組んでください。

※参考までに、入学前教育の課題であった教科・分野は次の通りです。
国語:「漢字のきまり」「漢字の読み、書き」「熟語」「文法」「敬語」
数学:「数の体系1」「数の体系2」「単位/組合わせ・確率」「量の関係・文字式・関数」「累乗・二次方程式」
理科:「化学・物質」「生物」

【追加課題2】(5月7日以降の課題)
「ひがドリ」基礎の全教科・全分野の「ドリル」正答数を☆5にし、実力診断テストで100点を取得する。

※参考までに、入学前教育で課題ではなかった教科・分野は次の通りです。
国語:「古典・文学史」
数学:「図形」
社会:「日本地理」「世界地理」「日本史」「世界史」「政治・経済」「国際・社会生活」
英語:「数の表現」「be動詞、一般動詞」「過去形、現在進行形」「助動詞」「比較、受身の表現、現在完了」「熟語」

※「ひがドリ」の応用やSPI(企業等が活用する就職試験)も、2年生次以上で課題となる予定です。余力があれば、今のうちにチャレンジしてみてください。